どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

不都合な真実

2011-04-13 19:45:48 | インポート
政府の発表を聞いていると、たまにすごい事を言っている。
プルトニウムが福島原発敷地内から発見された時、通常の量だと言った。ちょっとまとめよう。東京電力の発表。
単位はすべて、ベクレル/乾燥土壌1Kg

              福島原発:最大値      国内一般値
プルトニウム238     5.4×10の-1乗  検出限界~1.5×10の-1乗
プルトニウム239・240   1.2         検出限界~4.5

とりあえず国内には存在しているのだ。そして今日ストロンチウムが、原発近郊の村から発見された。ここでも通常の値が発表される。文部科学省の発表。

              福島近郊:最大値      国内一般値
ストロンチウム90      32            1~2
ストロンチウム89      260           データなし。

どうゆう事かと言えば、60年代の大気圏内核実験が世界を汚染してしまった事。中国は80年代までやってたし。これにチェルノブイリやこの前の北朝鮮の不完全な地下核実験などなど。
今回の事故を相対化する気はないが、にしても頭が痛い。


暫定値・詳細

2011-04-13 14:45:08 | インポート
経済産業省に、ヨウ素とセシウムについてのデータがあります。原子力保安院と原子力安全委員会の数字の違いが解ります。先のチェルノブイリの推定放出量を参考にして頂ければ、解りやすいと思います。
               保安院           安全委員会
ヨウ素131         130ペタベクレル     150ペタベクレル
セシウム137          6ペタベクレル      12ペタベクレル
セシウムをヨウ素換算     240ペタベクレル     480ペタベクレル

さて、セシウムをヨウ素換算すればどうしてこんな値になるのか。どうして40倍になるのかよくわかりません。