どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

福島大入試結果

2012-04-09 23:31:48 | インポート
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岩大と対比するために単純化した。福島大の共生システムでは追加合格を出している。これを合格者数に入れている。その上でうちこみ間違いがあるかもしれない。検査はしているがあるかもしれない。もしも間違いと思ったらコメント欄に書いて欲しい。間違いが無いようにしているが、可能性はある。そして私が驚いている。
本当は各コース別の分析が必要だと思うが、意味が無い事に気がついた。ざっくり感が欲しいのだ。福島大学の体育は辞退率がないとかイロイロある。しかしもうちょっと違う指標で考えた方が良いと思った。
まず前期では本命で、後期は滑り止めというのがよくわかった。辞退率は出さなかった。辞退数は福島・岩大ともどっこいどっこいだと思う。辞退者数も福島大は公開していないし、詳細なデーターを公開している岩手大学でも辞退すると宣言した人は統計データーにあるが、入学手続きを出来なかった人の数字は無い。なので合格者数ー入学者数という数値を作った。これにもとずく比率が作れるかと言えばどうも作れないのでこれはこれ。分析は可能だろうが、これを分析しても恣意的な言葉しか出てこないような数字だ。
実質倍率、つまり実際の受験生の数と定員なのだが、この動向は大きい。しかし福島大学と岩手大学の間で明らに見えない。
実はこの数字ですが、私にはどうも放射能とかそういった影響がないとしかか思えません。
合格者/募集人員比率では、福島大学が多めに合格者を出しているのが分かる。これはどういった事なのかと言えば、合格者に対する入学辞退者数をどう各大学が考えるかが出ている。過去にはH大のように定員の10倍を合格させた例もある。今現在では1.3倍の合格者が最大と言われている。
その意味で福島大はギリギリの最大の合格者を出した。岩手大学は通常の値のようだ。
過去10年間と比較するとかイロイロある。その上での批評はあると思うがそこまでは踏み込みたくない。
私の考える限り、どうも今年度は大学入試に原発事故は影響が無かったかもしれない、あったとしても軽微であったかもしれない。
なお福島大では出身別分析データーを公開していないので、残念ながら出身別比較は出来なかった。
いずれにしても、放射性物質と東北の大学進学は関係無さそうだ。岩大と福島に関しては。


がれき処理で沖縄が

2012-04-09 02:54:16 | インポート
実は佐賀県ががれき処理を受け入れるとした時の、反対運動の広さが気になっていた。
なぜ佐賀県の話しなのに、静岡や沖縄から反対の声が寄せられるかだ。近隣なら分かる。しかしさすがに沖縄はよくわからなかった。逆に静岡の場合よく分かる所がある。岩手・宮城・群馬・茨城・栃木・千葉、そして東京都は被害に遭っている。それに対して静岡はお茶の被害などあったが、厳密に考える人にとっては、住んでいていいのかどうかどうなのかグレーゾーンになる。なのでかなり敏感になっているのだろうと思っている。その中で特に過激な人がいるのだろうと考えている。北東北でも秋田はグレーゾーンになる。ほとんど全く被害がないが、東北というくくりで捉えられてしまっているので、実質的な被害地でもある。
沖縄の場合、基地反対運動もある事から、左翼系かとも思っていた。実際米軍の核持ち込みでは、横須賀なんか目じゃないほどの疑惑がある。しかし実態は違うようだ。



http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120405/dst12040523500023-n1.htm


産經新聞の記事だが、青森の基地が、沖縄に雪を運んで子供たちに楽しんでもらうという行事を行っていたが、反対が多くて取りやめたという事だ。産經新聞なのでちょっと反対派に対して冷たい記事になっているが、かなり納得した。放射性物質から避難してきた人たちがかなりいるという事だ。
これには本当にウーンと唸らざるを得ない。いやこれはもう反対されても仕方が無い。東北人として沖縄にがれき処理を頼むのは経済合理性から言っても(佐賀県の場合もはっきり言ってムダ)、反対するのですが、まあムチャクチャな論理性にこちらが傷つくほどだったのですが、もう納得。
がれき以前に雪ですらダメ。確かに放射能を避けるために全くないと思われる土地に、もの凄い苦悩の末に移住したのだから、強烈な反対をするのは分かる。
ちなみに、このイベントを楽しみにしていた沖縄人の事を考えていない反対運動というニュアンスも記事ではあったが、厳密に考える人たちからは正しい行いだとなるだろう。青森のデーターは見ていないが、岩手・盛岡のデーターでは2月に3.44Bq/㎡セシウムが降っている。青森では、これよりは少ないはず。本当にあるか無しかの量だが無いとは言えない。
ただ66年生まれの私としては、恐ろしい時代に生まれ育ったというのが今回よく分かった。その意味で、逃げられない現実に立ち向かわなければ行けないという、ろくでもない状態にもある。それでも何とかなっている。
これもまた一つの事実なのだ。
震災でいっぱいひとがしんだ。これだけでも人生を考えさせる事なのだが、放射能が来た。
突きつけられたのは、人生に関わる事のあまりもの事だ。社会だったり法律だったり、政治だったり、そしてコミュニケーションだった。最後には、お前はダレ?とこの状況は言い続けている。
単純化した方がラクだ。しかしそれで良いのだろうか。
多分放射性物質によるストレス以上に、もの凄いストレスに生きている。これは沖縄移住者だけではないだろう。