どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

近況です

2014-07-14 04:01:29 | インポート
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台風が消滅して、太平洋高気圧らしきものが現れてきました。一度上がった梅雨前線はそのまま関東当たりに居座ってしまいました。おかげで全くの梅雨空です。


って写真と齟齬がありますが、これらは先週の写真です。別な記事で用意したんですが、結局書かなかったんでここで関係なく流用します。

テキトーだね!



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まずはサッカーワールドカップでしょうか。なんといってもあと3時間で、ドイツ対アルゼンチンですよ。で、ブラジルがオランダに負けて何と4位!よくよく考えれば4位でも凄いのですが、これでアルゼンチンが勝ったらと思うと、ドキドキしています。


前ローマ法王がドイツ人、まだ存命中です、現ローマ法王がアルゼンチン人。神のご加護はどちらに来るのでしょうか。そしてなんと今週中にアルゼンチンがデフォルトする可能性が濃厚!


いや~アルゼンチンとブラジルって一応国境を接しているのですね。山岳地帯だけど大きな川があるくらいだからどうなるんでしょうか。



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ネタと言えばJBPressが宝庫です。ブラジルやニューヨーク、アジアの邦人誌と契約していまして、その中の記事が毎週土曜日にまとまって出てきます。小ネタが多いのですが、時として時代に埋没しがちな日本人移民の歴史を感じさせる記事が多いものです。さてブラジルなのでニッケイ新聞からです。


夢と消えた50年の決勝戦、FIFAが今年の券を進呈
ニッケイ新聞がエスタード紙から転載したものです。それを私が要約するのですが、



1950年ブラジル大会の決勝チケットを手に入れたが、母親の容態が悪くなり長男だった本人は決勝を見に行けなかった。母親はその後ほどなく亡くなり、チケットだけが大切に保管されていた。

彼も85歳になり。今度こそと思って息子に頼んだら、ギリシャ対コロンビア戦とベルギー対アルジェリア戦の入場券だけ。それはそれで楽しかったが、やっぱり決勝を見たい、そこで国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・ヴァルケ事務局長とゼッブ・ブラッター会長に手紙を書く。

理由があって行けなかった64年前のチケットをサッカーW杯博物館に贈呈したい。代わりに今年のチケットが欲しい。

すると手紙が来た。サッカーW杯博物館に入場券を展示し、その傍らにジョエディルさんの写真を飾る事と、今年の決勝戦の入場券2枚を進呈し、もう1枚の購入を認めると書かれてあった。


そしてFIFAからチケットを貰ったのだが、なんと紛失!しかしFIFAは、警察に届けて調書を取ってもらい、その調書があれば再発行するとした。


FIFAから、3日までに券が戻って来なかったら再発行するとの約束をもらったジョエディルさんは、「僕のいとこは64年前、ブラジルが負けるところを観たけれど、僕はこの決勝でブラジルが優勝する瞬間を観るのを楽しみにしているんだ」と語っている。




現地で7月4日の記事だ。ジョエディルさんは今どうしているだろうか。多分決勝を見にスタジアムにいるだろう。





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同じくニッケイ新聞の記事。「W杯の客は白人の富裕層」



この結論は、ブラジルの調査団体ダッタフォーリャが6月28日にミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで行なわれた「ブラジル対チリ戦」を観に訪れた693人に対して行なったアンケート調査から導かれたものだ。
ブラジルの人口で最も多いのは褐色系の41%で、白人は2番目の39%、黒人が15%と続いている。

だが、今回の調査の回答者でもっとも多かったのは白人で、実に3分の2にあたる67%と圧倒的だった。続いては褐色系が24%。黒人はわずか6%に過ぎず、アジア系に至ってはわずか1%。さらに先住民は誰もいなかった。

また、アンケートに答えた人の最終学歴では、「大学(相当)」が86%にのぼり、「高校」の13%に大きく水をあけた。「中学」と答えた人は1%だった。
所得別で見てみると、最も多かったのは「月給が国の定める最低賃金の10~20倍」の層の30人で、「5~10倍」が23人で続き、「20~50倍」が21人となっている。ブラジルの場合、「最低給与の2倍」以内の月給の人が国民の42%にあたる。




ということで、経済負担が少なくなるように地方にもスタジアムを建設し、チケット代を安く設定したジウマ大統領だが、ワールドカップ開幕試合でブーイングを浴びせたのは、どのような人たちだったかが解る。


現在のブラジル経済の停滞の理由の一つに、中産階級が勃興したのはいいのだが、彼らはブラジル製品を買わないし旅行も海外旅行を指向するようだ。
察するに、彼らも別にブラジルが嫌いなわけではない。でもあんまりにもインフラが悪すぎて国内旅行も買い物もままならない。その上ブラジルは大国だ。リオに行く航空運賃考えたら、メキシコで買い物しようとかそう言った方向になっているのだろう。おまけに将来の事を考えたら、インフラが悪すぎる弊害が余りにも大きい。

それで、デモが起きたのだろう。そう考え直した。




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さて隣のインド人の料理屋に行って見た。結論なのだがテイクアウトがオススメ。なぜかと言えば確か以前韓国料理店だったので全席座敷です。土足禁止です。だからグループでワイワイやるのに向いているかもしれません。一人で入ったもんだから、どうも居心地が悪い。そう、こちらは着座なのだが接客係が立っているので、けっこうな圧迫感があるのですね。そして彼は職務に忠実なので、こちらへの目配りがハンパ無いわけです。どういった事かと言えば日本流の目配りではなくて、見ているんです。これがきつかった。


味ですが、本格インド料理と言うのは良くわかりません。何しろ広大な国です。おまけに貧富の差も広大です。王侯貴族の料理もあると思いますし、一般大衆の料理もあると思います。私の知っているのは近所の留学生が出すものくらいですので、何とも言えないのです。彼らの料理は、素材のうまみがある料理が多いです。


その彼らよりは圧倒的にうまい。スパイスとハーブの絶妙なブレンドと尖らせ方でしょうか。そしてインド以外のカレー調理法を取り入れたりしているのでしょうか。


なおディナーセットの中間を頼んだのですが、ナンが巨大でしたね。多分6切り食パン3枚分の大きさと重さ。私でも食べきれるかどうかでした。






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多分本当に本格インド料理店なのだろう。接客と調理は完全に分断されていた。


で、面白いのは接客がずっと調理場にはなしかけているのだ。何を話しているのかは解らないが、とにかく延々と話をしている。それでいながらこちらをシッカリ見ているわけで、それが先ほどの違和感になるわけだ。


以前、西原理恵子がタイでマンションを買ったとき内装業者が仕事を全くせずに住み着く勢いだったのを、インド人の現場監督が延々と彼らにしゃべり続けて、作業を終わらせたと言う話があった。で、その時はそんなものかと思っていたが、どうも彼らはもの凄くしゃべるらしい。


アンベートカルの演説の話もそうだが、インドの政治家の演説は異常に長い。国際会議で会議を成功させる秘訣は「インド人を黙らせ、日本人にしゃべらせる」というジョークがあるが、どうもこれは本当のようだ。




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そして隣のインド人なのだが、夏になると窓を開ける。暑いからだ。これは日本人もインド人も変わらない。


で、あの演説が始まるのだ。かなりうるさい。何度も何度も同じフレーズを変えながら話しているのを慣れてしまったので、これってインド音楽と同じだよね、とか感心したりしているのだが、これから近所の眼がどうなるのか。


日本語堪能なネパール人が、実は5月中にいなくなっていたと言うのが判明。窓口が無くなった可能性がある。





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なぜ盛岡にインド料理店が急速に増大しているのか、全く理解できない。





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今日は劇団かっぱの芝居を見る予定だったが、なんと満席。席を追加しても追いつかない。なので諦める。ゲネ見たし。
そして来週はよしこの芝居がある。切り替えましょう。



すると変な企画が見つかりました。もりげき8時の芝居小屋「自演無双」ですね。でもなんかリンク先の公開が遅過ぎるような気がします。2014年8月7・8日、盛岡劇場で午後8時開演です。現代時報の高村氏とトラブルカフェシアターの遠藤氏、そしてワイヤーワークスの瀬川氏、つまり座長がそろい踏みで、なんと遅筆で有名な瀬川氏の脚本・演出と言う極めてスリリングな芝居になる事間違い無しです。


今月はよしこ一押しですが、来月もとんでもない芝居があります。これもオススメです。