どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

盛岡私的観光案内・都南中央公園プール

2014-07-28 04:56:12 | インポート
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まだ梅雨明けはしていないのですが、快晴です。泳ぎに行きたいのですが盛岡市総合プールは大会のために一般公開していません。そこで遠いのですが都南中央公園プールまでいってきました。





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丁度北上川ゴムボート下り大会なようです。開運橋ではアメリカフヨウが盛りです。




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盛岡と言う街は、北上川・雫石川・中津川・梁川などの河川で道路が決定されている所があります。川は微妙に蛇行していますので、橋の位置を間違うと大幅に遠回りになったりします。今回は北上川の堤防の道を使って明治橋まできました。かなり近道だったようです。

残念ながら岩手山は見えません。



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アレ!仙北町の道がかなり良くなりました。しかしこの道路拡幅には50年はかかっている。




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仙北町の消防署前です。なぜかフナッシーです。




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仙北町の通りも、西南開発道路までは4車線、あとは大体2車線です。合理的です。






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さて地図上で見ても、上田からこの都南まではほぼ大体直線になっています。これは珍しい。おかげで予想以上に早く着きそうです。都南は久しぶりなのですが、割と活気があるな~というのが印象です。まだ高齢化が顕著になっていないと言う事でしょうか。


しかしこの自転車屋の看板は凄い。




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さて都南中央公園プールに着きました。自転車で近道を使ったとしても町中なので、信号に引っかかって1時間と予想していましたが50分で着きました。多分写真撮ったりコンビニ寄ったりしなければ確実に40分以内に着くと思います。意外と近いです。


さて玄関が立派なのは、インターハイの水球会場だったから。プールそのものはかなり複雑な作りです。この夏の期間に公開している際には、底面の50×25メーター・水深1.1~1メーターですが、水球会場として使う場合は周囲にある2段の段差まで水を入れて2メーターの水深まで上げられる構造になっています。プールそのものも構造はリンクから大雑把に見れます。




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盛岡市では一般公開している屋外プールと言うのは、ここと総合プールしか今現在ありません。なのでダラダラと焼きながら泳ぐという利用目的では、この都南中央公園プールが最適かもしれません。何しろプールとロビーが直結しています。ロビーの自販機前には水たまりが出来ています。外に喫煙所があるのですが、多分水着姿だったらそこで喫煙も出来ます。


このダラダラ感は久しぶりです。昔、屋外の高松の勤労青少年プールでは、プール下にテント三張りあって、喫煙所あり、飲料自販機3台だったかアイスの自販機ありで、弁当もって遊びに来ている家族がいっぱいでした。プールサイドは泳ぐより焼きに来ている人たちばかりで、浮き輪貸し出しは当たり前、ボートは禁止だったか。私はここで泳いで本読んでジュース飲んでトイレいって、また泳いでシャワー浴びて本読んで、てな具合で「高松リゾート」と言っていました。


都南中央公園プールでは飲食スペースが屋内で、喫煙スペースが玄関で、そこがリゾート感としてはイマイチなのですが懐しく感じました。あとはプールの構造上段差がありまして、平面での面積は大きいのですが段差で食われてしまって、ダラダラと寝ていていいのかどうかスペースが区切られているのが残念な気がします。

とはいえリゾート感を出すために、ベンチとパラソルとテーブルが充実しています。残念ながらプールサイド飲食不可ですけど。


気になるお値段は、入場料が300円、時間制限無しです。いい事尽くめのように思いますが今年の営業時間は「7/19(土)~8/17(日)の10時から17時まで」高松勤労青少年プールの「7/1~9/7(日)の9時から20時まで(現在も運営しているとすればの推定)」に比べるとダラダラ感がやはり無くなっています。


でもね、このニュアンスはいいです。隣で浮き輪に乗っかってはしゃいでいる小学生がいて、あんまり真面目に泳ぐ気がしなくなります。だから久しぶりに平泳ぎや片手ドルフィンなんかやってみたくなります。首の上下だけで泳ぐとか、普通だったら効率が悪くてやらない事をやってみたくなります。



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プールの裏は多賀神社です。江戸時代からのようですが、この地区の有力な神社です。




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都南の財力を示すような、神楽座とか土俵があります。土俵はかなり立派です。



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旧都南村のこの一角ですが、道路以外は良く出来たエリアです。公園と神社、プール、そしてキャラホールと図書館があります。ダラダラと過ごすにはもってこいのエリアです。ちょっと泳いで図書館を散策して、公園でボケーとしながら、神社を参拝したりしながらキャラホールでの公演を待つというのがいいと思います。100メーター以上離れていますが、飲食系も周囲はいいレベルであります。





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帰り道にはビックハウスもありますし、岩鋳の展示場もあります。

エリアとしては、確実に一日を安価に組み立てられます。ここがおもしろいところです。夏のひとときを、イベントで盛り上げるのではなく、生活の延長で楽しむにはもってこいと確信しました。




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さてダラダラと材木町に来ます。今日は酒買地蔵尊のお祭りです。





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さんさが盛り上げています。今年の盛岡さんさは8月1日が見所と思います。








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岩手酒巡りのコーナーです。例年前銘柄制覇していないので、早めに来たのですが今回は5時から始めると言う事。思いっきりのフライングでした。


なおこの会場では岩手県内の蔵本の吟醸酒をすべて味わう事が出来ます。しかもたった300円です。そして今回は18倉です。一つが30ccとしても540ccの日本酒を飲むわけで、いやもったいないから飲むのですが、かなり酔っぱらいます。そして今年はガッツリと早めに来たのに、4銘柄は飲めませんでした。残念。




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ということで開始から1時間半で終了。そこまで人気でした。

さて今年の傾向ですが、蔵ごとの個性が薄くなっているように感じます。沿岸のある銘柄二つはどこがどうなのかと言うくらいに傾向が肉薄していました。あとはエリアごとの個性なのですが、それを残しつつ別な領域を考えているようです。


いやこれは言いたくないが、全国新酒鑑評会対策なんだろうなと思います。


ただもの凄く癖の強い酒もあったりするのですが、この味って燗すれば凄いよね!と言う味だったりします。一つ一つの味を楽しむと、なにか4次元にトリップ気がするのは吟醸酒ならではでしょう。こいつを燗してオコゼの唐揚げとか、これは焼き肉でしょとか、妄想が始まるわけですね。こちらが実は大切だと思います。




ということで、誰にでもオススメ出来るウイナーはいません。ただ岩手県の酒のレベルが上がっています。これは確実です。その上で30年間変動はあるが、やっぱり「鷲尾」は凄いです。地道においしくなっています。ただそれが微少レベルでの向上なのでとても解りにくいです。


今年のダークホースは間違いなく福来でした。評価がかなり分かれた酒でした。味が濃すぎて香りも微妙なのですが、多分間違いなく青魚の刺身に合います。またサバ寿司やなれ寿司に合うと感じました



岩手の酒蔵の、日本酒離れと日本食離れに対する苦悩を感じました。