金曜日はひどい雨だった。ほぼずっと降っていた。
今年は梅雨前線が活発なようで、そう言った年は前線のずっと北の東北でも、雨が多くなる。来週の予報を見ると天気のいい日は少なそうだ。もっとも一ヶ月予報では、再来週から持ち直すようだが、どうなることやら。
トランプさんが地球温暖化のパリ協定からアメリカが離脱すると言った。クシュナー夫妻などの側近の制止を振り切ってとも言われている。支持基盤でもあるエネルギー業界に配慮したとも言われているが、最も問題な石炭業界は縮小が既定路線になっており、雇用を増やす気もなさそうだ。石油・天然ガス業界は、離脱に反対すらした。
地球温暖化の陰謀説には色々なものがあるが、一番問題なのはなんのための陰謀かという視点が全くないことだ。なぜ陰謀を張り巡らすのか、その根拠が薄弱だ。もちろん温暖化CO2説も問題がある。それだけではないことがわかって来たからだ。ウシのゲップから出るメタンや、人間が作り出した化学物質やら原因はいっぱいある。そしてどれが特定できるのかわかりにくくなっている。ただわかっていることは、海洋に溶け込むCO2の濃度が限界に近くなって、海洋生物に影響が出始めたということだ。この点だけもCO2の削減には意味がある。
そして京都議定書以来CO2削減技術を世界中で進めて来た。その結果今の生活がある。それは不快なものになっただろうか。確かに車好きから見たら往年のスーパーカーの魅力は褪せていないし、アメリカの巨大なピックアップバンは日本でも一定の人気がある。それでもランニングコストが安くて、製造技術が向上してコンピューター制御で安全になり、衝突防止の自動制御が人気になっている。それは不快なのだろうか。
パソコンやスマホの消費電力は性能比で激減した。エアコンや冷蔵庫の性能も上がり、ランニングコストが下がった。それでいて使い勝手は向上した。それは世界中でそうなったのだ。アメリカもそうだ。何が問題なのだろうか。
アメリカ人の生活は確かに世界一だと思う。で、アメリカ人の一部はそのアメリカ人の生活は世界から妬まれていると思っている。世界で最高の国で、そこは神から約束された土地で、そこにある自由と活力に満ち溢れた国家だと思っている。それは間違いがない。
だからアメリカは陰謀を起こされたのだ。そう考えるのだ。この思考回路は第2次世界大戦中の日本と対して変わらないような気もする。まあ保守というのはそう言ったものだ。だが、地球温暖化が進んでいるのを発見したのはアメリカ人ではなかったのか。そして追認して行ったのもアメリカ主導ではなかったのか。アメリカ人がアメリカ人を陰謀に陥れていたのだとすれば、誰がアメリカの妬んでいたのだろうか。
いや世界中でアメリカの自由には素晴らしいと思うが、アメリカ人の生活は世界中で好んでやる人は少ないぞ。できないのではなくやれないのではなく、いらないからだ。嫌がることはするが、妬まないぞ。
中国だって妬まないぞ。妬む暇があったらかすめ取る方を選ぶ国がだ、パリ協定の遵守を口にする時代だ。アメリカ人の生活で地球環境を維持するためには、地球上には2億人しか住めないという試算がある。つまりアメリカ一国しか生き残れないのだ。だが中国は13億人がアメリカ人になりたがっている。そして大気汚染もアメリカ並みに低くなってほしいと願っている。でも大都会であるペキンの大気汚染はどうこうしてもなくならない。理由は簡単だった。温暖化で北極海の氷が溶けたため、大気循環の法則が崩れたのだ。この状況では、共産党政権に対する反乱が起きかねない。彼らも必死なのだ。
世界第一位のCO2排出国が遵守するパリ協定、それは本当に必要に迫られたものだ。それが第2位のアメリカが離脱するとなればどうするか?以前だったら中国も離脱だったが、中国は本気で進めるだろう。世界第2位のGDPの国にふさわしいようにするだろう。まあ統計データーの疑わしさは目を積むておこうか。
トランプさんはお山の大将だが、その山が切り崩されるのを認めた瞬間だった。それを彼は狭い範囲の人気だけで決定してしまった
今日は大した仕事もなく、大体に終わった。時間があったのでニトリとホーマックに目玉焼き用の円形16センチのフライパンを探しにゆくが、どうもこのサイズは絶滅したようだ。目玉焼きに角形のフライパンという選択肢もあったが、できればガラスの蓋があったほうがいい。で、角形というのは商品企画が安定していないせいか、蓋が大きくなりすぎる。しかも全面ガラスではない。
蓋は料理によって使いこなしが必要な不思議な道具だ。無くても困らないが、無いと困る時がある。それが目玉焼きだ。半熟には蓋が欲しい。理由は調理のための時短で、ずっと見ているわけにはいかないからだ。
その意味で、鍋はいっぱいあってもいいが、蓋の規格はできれば統一したいと考えている。
で、鍋をダメにすることがあっても蓋をダメにすることはとても少ない。ということで蓋だけがいっぱい残ってしまうのだ。
まあ一人暮らしだから、こんな小さなサイズの問題になるのだろう。
さて我が家の庭にもカツラマルカイガムシの影響が出てきた。なのでとりあえず農薬を探すとマツグリーン2が良さそうなのだが、ホーマックにはなかった。その上樹幹注入用のキットもなかった。ボトルすらない。
ウ〜ン、ここまで蔓延しているのに、誰もが危機感がないのだろう。問い合わせが多ければおくだろう。無いということは問い合わせがないということだ。
一応マツグリーン2はほとんどの樹木で薬害がないと言っているがどの程度なのかわからない。浸透性殺虫剤なので噴霧でもカイガラムシには効果がありそうだ。このまま放っておくと枯れることが確実なので、葉面散布で一旦対応しよう。様子を見て見たい。
アマゾンでポチってしまった。