今日は最高気温が15.6度だった。最低気温は11.2度だった。風が強くてとても肌寒い1日だった。おまけに午前11時まで小雨がパラついて、何もやる気が起きなくなるような天気だった。
明日から最低気温が低いようで、灯油を買いに行ったり家庭菜園の草取りをして、不織布を交換したりしたが、何か時間だけが無駄にすぎてゆく感じだった。
本当は泳ぎにゆくつもりで、少し早起きしたのだが、寒さと小雨ですっかり出鼻を挫かれてしまった。忙しい時期だが一週間に一回はゆきたい。そうすると総合プールが土日に大会で一般公開していないのがとても痛い。
ゆぴあすは、山の上なので少しだけハードルが高い。
CNNが中国のラグビー事情をリポートしていた。それがなんとも言えずに中国らしい。16年1月には中国のラグビー人口は7万6千人だったが、その年に6万人増えたそうだ。なお日本のラグビー人口だが15年に11万5千二百五人ということで、人口当たりの競技者は0.09%とマイナースポーツでもある。でも16年の中国は0.01%よりは多い。なお競技人口率は、ニュージーランドでも3.3%なので世界的にマイナースポーツではある。
なお日本はワールドカップ開催までにラグビー人口を20万にすると言っているが、11年で122368人、16年で115205人ということは7000人減ったわけだ。ということは今現在はもっと減っているだろう。
ということで中国の目標値がすごい。10年以内にラグビー人口を100万人にするというのだ。そかもその目標も5年以内に前倒ししているという。そして19年の日本でのワールドカップ出場と、20年の東京オリンピックでの七人制ラグビーに出場することを狙っている。その上にだ、23年のラグビーワールドカップ開催国になることを狙っている。もちろん現在十五人制では68位のランキングでは開催国になることはおぼつかない。ただ、もしかすると計画通りにゆけば27年には近いところもで行けるのではないのか。
どうも15年のワールドカップに刺激されたようだ。外国人選手を入れて外国人のコーチと監督で固めてしまえば確かに急速に強化はできる。そしてチケット販売が完璧に見込められれば、開催条件は揃う。ようは金と動員力があればなんとかなるわけだ。
だがなぁ、ラグビーというスポーツは文化的側面が大きいスポーツなのだ。イギリスのジェントリー階級が夢中になったのも意味があるのだ。その文化的側面を理解しなかったから日本のラグビーは世界的に弱かったのだ。今でも日本独自に発展したラグビー感があると思う。
本来なら人を育てないといけないスポーツなのだ。それがそうなっていないから、ラグビー人口は増えない。
中国のラグビーの歴史は古いようだ。だが軍人の間で続いていたというから、それなりの指導者層もいるとは思うが、急激に人口を増やした結果、指導者層が手薄になってしまう可能性が高い。そこを海外からのコーチで補ったとしても、果たして本質にたどり着けるだろうか。
日本人だってたどり着いた人はごく少ないと思う。
なぜラグビーはボールを後ろにしか投げないのか。
中国人はなかなかに戦略的でネッチっこいが、ラグビーに関しては早々と飽きることを期待する。
なお以前から言われているが、日本のスポーツエリート育成コースの最大の問題は、囲い込みすぎること。選手に選択肢を与えなさすぎること。だから逆にトップエリートを育成できるが、ドロップアウトすくい上げることが全くできていない。野球なんかもう、他のスポーツに移動したほうがいいというやつらばっかりだよ。