鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.402 (庄内プロジェクト市民公開講座)

2014-10-06 09:58:30 | 日記


10月5日(日曜日)14:10~、三川菜の花ホールで、6回目となる庄内プロジェクトの市民公開講座が行われました。本市民公開講座は、庄内プロジェクトの市民啓発WGの活動の一環として、毎年開催しているもので、今回で6回目を迎えます。

大変好評だったこともあり今回も、前回同様、がんサバイバーであり、シンガーソングライターでもある杉浦貴之さんをお呼びし、トーク&ライブ「命はそんなにやわじゃない2」を拝聴しました。

がんからの奇跡の生還という闘病の話ではなく、
余命は2年もないと宣告されたことで
それまでは、ダメな人間と自己否定していた自分を見つめ直すことができ、
新たな(本当の)自分に生まれ変わったという、人生再生の話でした。

闘病中に描いた夢は、
ホノルルマラソンを完走し、
ゴールで待ち構えたフィアンセと抱き合い、
そして、翌日にハワイで結婚式を挙げること
それを3か月間の準備期間で実現できたことが、
自分再生の大きな自信になったようです。

「走れるほどに元気になったのではなく、走ったら元気になった」

「人生の価値は長短ではなく、いかに輝けるか!」

元気を頂いたトーク&ライブショーでした。

http://www.taka-messenger.com/


杉浦貴之 1999年、28歳にして腎臓がん宣告。余命は「早くて半年、よくもって2年」。すでに9年が経過し、がんになる以前よりも、健康で幸せな人生を手に入れた。闘病記ではない。それは、新たな自分に生まれ変わるメッセンジャーとしての再生記。


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