石川県能登地区では、金沢医科大学の支援のもと、のと緩和ケア研究会を立ち上げ、地域の緩和ケア普及に取り組んでいます。その活動の一環として、昨年秋、多職種チーム6名が当地区の視察に訪れました。そのレポートは、以下の医師会長だよりにあります。
医師会長だより No.175 能登緩和ケア研究会視察
今回は、鈴木先生と私がお呼ばれして、庄内プロジェクトの現状と成果について講演してきました。
また、講演前夜は研究会の皆さんと和倉温泉「のと楽」に宿泊、前夜祭を催して頂き、友好を深めました。みなさん、とっても優しく、素敵な方々でした。
なお、寒波のなか妻共々車での移動は緊張もあり疲れましたが、片道8時間かけてなんとか無事往復できました。
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ほっこり能登プロジェクト 市民公開講座
日時:12月14日 10~12時
場所:七尾サンライフプラザ 視聴覚室
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寸劇 のと緩和ケア研究会公演
「より豊かな人生に向けた緩和ケアの進め」
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のと緩和ケア研究会の皆さんによる、医療用麻薬や緩和ケアの啓発のための寸劇
とくに患者とその奥さん役の外科と麻酔科の先生のメイクと演技力は、さすが!でした。
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特別講演
☆地域住民の安心感を支える
~がん緩和ケア「庄内プロジェクト」の挑戦
鶴岡市立荘内病院 診療部主幹 鈴木 聡




鶴岡OPTIM(庄内プロジェクト)の概要と成果について報告
3年間の介入で、緩和の手技や地域連携、市民の心構えなどにおいて
地域に変化がみられた。
☆医療と介護繫ぐヘルスケア・ソーシャルネットワーク「Net4U」
鶴岡地区医師会 会長 三原一郎


在宅緩和ケアを含む在宅医療におけるNet4Uの活用状況を動画などで解説。
ITネットワークは、緩和ケア専門チームの参加により、在宅緩和ケア普及の一助となる。