鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

庄内プロジェクト活動報告会

2017-02-27 12:28:34 | 日記
毎年年度末に行わなわれている庄内プロジェクトの活動報告会が行われました。

来年度の庄内プロジェクトの活動は、連携WGの活動がほたるを事務局とした事業へと移行するなど、組織の大きな変革が行われます。

連携WGについては、庄内プロジェクトのおもな目的である「緩和ケアの普及」という枠を超えた活動を行っていることから、
むしろ、在宅医療、多職種連携、地域包括ケアシステムの普及を目指した「ほたる」の下で活動することが、より自然であり、実効性があると考えたからです。
これに伴い、庄内プロジェクトでは、WGを廃止し、アクションプラン毎のグループ制によるよりコンパクトな活動に変わります。

組織にとって、「変わる!」ことは進歩だと思っていますので、さらに充実した活動に発展していくことを期待したいと思います。

パネルディスカッションでは、ある意味成熟した庄内プロジェクトという活動を
今後どう広げていくのか、というテーマで活発な意見交換が行われました。




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庄内プロジェクト活動報告会
日時:平成29年2月25日 15:00~
場所:鶴岡市先端研究産業支援センター レクチャーホール
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1、開会あいさつ:
南庄内緩和ケア推進協議会会長 土田兼史




2、来賓あいさつ:
  鶴岡市健康福祉部長 相澤 康夫



3、WGの活動報告

1)緩和ケアサポートセンター鶴岡・三川

 
 緩和ケアを学ぼう会 2回
 つるおか健康塾 6回
 がん患者・家族会「ほっと広場」5回
 ストーマ患者と家族の会「ぷちたみ」2回
 緩和ケアコンサート


2)医療者教育WG (鈴木)

  
  ・緩和ケアスキルアップ研修会
   アドバンス・ケア・プラニング
   緩和ケアにおける患者・家族への意思決定
   医療用麻薬について~おさらい編~
    地域の医療者による講演
   がん患者さんの口腔ケア
  課題
   医師の参加が少ない
   ある程度知識が得られたためか?
 
  ・キャンサーボード鶴岡
   診療所医師の参加が少ない
   症例の検討ではなく、報告会になっている
   参加者数:平均25.8名
  
  ・緩和ケア症例検討会 10回
  ・看看連携研修会 1回
  :出張緩和ケア研修 1回
   温寿荘 参加者26名、講師:釼持氏

3)市民啓発WG


 ・出張講演会
 ・facebook・タウン誌・広報誌
 ・緩和ケア市民公開講座 

4)地域連携WG


 ・南庄内在宅医療を考える会
 ・医科歯科連携を考える会
 ・医療と介護の連携研修会
 ・南庄内栄養と連携を考える会
 ・つるおかネットワーク
 ・ふらっと

4,パネルディスカッション ~庄内プロジェクトの明日を考える~

コーディネーター:土田 兼史 氏

基調報告 庄内プロジェクトの目的、アクションプランの目標 鈴木 聡 氏




次年度以降の庄内プロジェクトについて

目標: 
 スキル・マインドの醸成
 連携の推進
 市民啓発

あらたな組織:WGを廃止、アクションプランに沿ったグループ制とする

 1、地域症例検討会グループ
 2、看看連携グループ
 3、スキルアップ研修会グループ
 4、学ぼう会グループ
 5、市民講座グループ


 緩和ケアコンサート は、病院の事業へ移行
 キャンサーボード鶴岡 活動休止

 委員には、企画だけでなく運営への参加も期待
 他の委員会へも積極的な関与

ディスカッション
 
 志のある限られた人材による活動をどう広げていくか?
  強制力 と 自然発生的 があるが、ある程度の強制力は必要なのではないか
  市民も含め他分野の人の参加はどうか?
  グループの名前をもっとインパクトのあるものにしてはどうか
  患者さんのためになるという情報発信はどうか (例えば医師会から)

  庄内プロジェクト が継続していることが自体すごい、と外の人は評価している

  がんばっている人がいると 他の人はがんばらないとう法則がある、
  一方で、がんばらなかった人が集まると、その20%の人はがんばる

  義務付けられているとか、なんらかなメリットがないと研修会には参加しない人が多い、

 強制力を発揮させるとう意味では、 
  新規のメンバーを参入させる工夫をしてはどうか
  緩和ケアに関わる在宅主治医が限定されいるようだが、あらたな人材を積極的に発掘する努力が必要では
  荘内病院PCTの地域活動がみえない、

 PDCAサイクルが回っていない、PDサイクルで終わっている
 
 地域カンファレンス プロジェクト当初の温泉カンファレンスのような身のある議論が必要ようなのではないか、
 それには、外からの第3者の意見が有効なのではないか

以上、

懇親会では、パネルディスカッションの余韻を残しながら、さらに議論を深めました。


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