昨晩(21日)、出羽庄内国際村で、200人超の出席を得て、平成25年第回目の鶴
岡市医療と介護の連携研修会を開催しました。
今回は、医療依存度の高い利用者の支援についてをテーマに、デイサービスきら
りと、担当のケアマネジャーからの事例報告があり、32のグループに分かれてグ
ループワークを行いました。
高齢者人口は、2025-30年(12-17年後)をピークに減少に転じますが、一方で、
85歳以上は、その後10年、2040年(これから27年)まで増加し続けます。85歳以
上の高齢者というのは、要介護認定率が高く、また医療依存度が高い、いわゆる
手間のかかる人たちです。少ない医療・介護資源で、この人たちをどう支えてい
くか、今後地域での重要な課題になってきます。
病院などの医療施設での入院適応がない医療依存度の高い高齢者は、こ
れからは介護側でもみてもらう必要があります。そのためには、医療サイドから
の介護系の人たちとへ支援~バックアップが不可欠です。今回の研修会を通して、
より具体的な医療・介護連携のしくみを構築する必要性を感じました。
そのために、「医療と介護の顔の見える関係づくり」、ということで懇親会で医療介護連携を深めました。