
「目」「眉(まゆ)」「臣」など、「目」に関する一連文字の説明のラストに古代中国にあった「望」の文化についてご案内。
まず「望」の古代文字を見ると、つま先で立つ人を横から見た姿の上にイラストのように「望」の異字体には「亡」を「臣」にしたものもある。
「臣」は大きな瞳(ひとみ)のこと。なので、この「望」は、つま先立って遠くを望み見る人。
「眉」や「媚(び)」の説明でも、「目」で見ることには呪術的な力がこめられており、この「望」にも呪(まじな)いのような力が表現されている。
つま先立って大きな瞳で遠方を望み見ることは、「目」の呪術的な力で敵を抑えこみ、服従させる行為だった。そこから「のぞむ」という意味になり、さらに「ねがう」という意味にもなった。
次は「臣」の系列文字の説明から外れるものの、一緒に覚えておきたい字が「民」。
「民」の古代文字を見ると、これは瞳を刺している字形。瞳を突き刺して視力を失った人を「民」といい、神への奉仕者とされた。
「臣」も視力を失った神へ仕える者。そのため「臣民」と呼ばれる、「臣」も「民」も、いずれも視力を失った人たちのことだった。
このように、視力を失った「民」は元は神に仕える者で、それが後に「たみ」「ひと」の意味となった。
また視力を失った人の目は眠るように見えるので「眠(みん)」の字ができて「ねむる」の意味になった。昔は「瞑(めい)」を「眠」の正字としたので、古代文字は「瞑」の字形だった。
目 眉 臣


まず「望」の古代文字を見ると、つま先で立つ人を横から見た姿の上にイラストのように「望」の異字体には「亡」を「臣」にしたものもある。
「臣」は大きな瞳(ひとみ)のこと。なので、この「望」は、つま先立って遠くを望み見る人。
「眉」や「媚(び)」の説明でも、「目」で見ることには呪術的な力がこめられており、この「望」にも呪(まじな)いのような力が表現されている。
つま先立って大きな瞳で遠方を望み見ることは、「目」の呪術的な力で敵を抑えこみ、服従させる行為だった。そこから「のぞむ」という意味になり、さらに「ねがう」という意味にもなった。
次は「臣」の系列文字の説明から外れるものの、一緒に覚えておきたい字が「民」。
「民」の古代文字を見ると、これは瞳を刺している字形。瞳を突き刺して視力を失った人を「民」といい、神への奉仕者とされた。
「臣」も視力を失った神へ仕える者。そのため「臣民」と呼ばれる、「臣」も「民」も、いずれも視力を失った人たちのことだった。
このように、視力を失った「民」は元は神に仕える者で、それが後に「たみ」「ひと」の意味となった。
また視力を失った人の目は眠るように見えるので「眠(みん)」の字ができて「ねむる」の意味になった。昔は「瞑(めい)」を「眠」の正字としたので、古代文字は「瞑」の字形だった。
目 眉 臣





>「望」は、つま先立って遠くを望み見る人。
な~るほど そういう意味でしたか
なんとなく 明るい未来を連想して
魅かれる 字ですね
誰が名づけた 浮世坂
風が背をおす 日もあれば
雨が胸つく 肩 たたく
しんどいネ そりゃましんどいけれど
エンヤコラ このみち 演歌みち
「つま先立って」遠くを望み見る人から、松原のぶえの
この歌は、当時の上司がよく歌っていた十八番でした。
そりゃまぁ 爪先立ちは疲れますからシンドイですネ。
https://www.youtube.com/watch?v=1CI1VZE53M4
お早うございます
(「望」は、つま先立って遠くを望み見る人。呪術的な力がこめられている)
成程正にその通りの意味で達成過程も重要なのかも
今日は、呪術的との事で宗教家2名を記載しました
>阿弖流為へのコメント有難うございます。以前『敗者の日本史』でも阿弖流為取り上げました
鬼の起源に関して成程と思いました。
コメント方法のご助言有難うございました
まさかiinaさんの創作では無いですよね。
はじめて知るラスプーチンですが、ロシア帝国崩壊の一因をつくったとは、怪僧ですね。
彼を写した写真集に岡田准一がいるということは、NHK「ザ・プロファイラー」に採り上げられた人物なのでしょうね。
プーチンなら、笑撃の材に何本かアップしています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e3641d7f9fcb414f98d78c7239b3836c
コメント欄にURLが置かれていると訪ねやすくなりました。お手数でした。 m(_ _)m
新選組副長、土方歳三が主人公ですが、近藤勇も描かれています。
漢字の成り立ちは、専門性を扱ったものですからWEB上から採用しています。