テレビ番組『グッド!モーニング』の「ことば検定」で「こけら落とし」を扱ったので、その話題を採り上げる。
「こけら落とし」は、劇場や映画館が新築・改築をして初めて行う興行をいう。
漢字にすると「杮落とし」と変換されたので、どうして「こけら」が「柿」なのか合点がいかなかった。
この「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のこと。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになったのだとか。
こけら
東京ドームでこけら落としが行われたのは1988年のこと。
それも、美空ひばりの「不死鳥コンサート」をあてた。本来は野球球場として建てられた東京ドームは、このコンサートをこけら落としの公演とした。
さて、「こけら」の漢字「杮(かき)」は「柿(こけら)」と似ているが別字で、
「柿(かき)」の旁(つくり)は鍋蓋に「巾」、「杮(こけら)」は旁の縦棒が一本で貫かれており鍋蓋ではない。
過去には同一文字として扱われたり、逆になっていたこともあったが、現在は「柿落とし(かきおとし)」と表記するのは間違いである。
漢字は、難しい。
閉館されたシネコンの「こけら落とし」を期待したい・・・、虚しい。
「こけら落とし」は、劇場や映画館が新築・改築をして初めて行う興行をいう。
漢字にすると「杮落とし」と変換されたので、どうして「こけら」が「柿」なのか合点がいかなかった。
この「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のこと。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになったのだとか。
こけら
東京ドームでこけら落としが行われたのは1988年のこと。
それも、美空ひばりの「不死鳥コンサート」をあてた。本来は野球球場として建てられた東京ドームは、このコンサートをこけら落としの公演とした。
さて、「こけら」の漢字「杮(かき)」は「柿(こけら)」と似ているが別字で、
「柿(かき)」の旁(つくり)は鍋蓋に「巾」、「杮(こけら)」は旁の縦棒が一本で貫かれており鍋蓋ではない。
過去には同一文字として扱われたり、逆になっていたこともあったが、現在は「柿落とし(かきおとし)」と表記するのは間違いである。
漢字は、難しい。
閉館されたシネコンの「こけら落とし」を期待したい・・・、虚しい。
なんとなく意味は 解ってますが・・・
改めて 問われると説明できませんでした。
>「こけら落とし」は、劇場や映画館が新築・改築をして初めて行う興行をいう。
な~るほど と納得です
かき「柿」と こけら「杮」
同じ漢字の様で 同じでない・・・
説明を伺わないと 絶対同じ漢字に見えます
不思議な 感じ ですね(^o^)
アップの も凛として清楚です。「もぐもぐタイム」は、さくらにつつまれてお腹も満たされたことでしょう・・・。
> かき「柿」と こけら「杮」 同じ漢字の様で 同じでない・・・不思議な 感じ ですね(^o^)
ハイ、ふしぎな感じ(漢字)です。
「こけら」から京都の冬の風物詩、八坂神社 の「をけらまいり」を連想してしまいます。大晦日から元旦の早朝にかけて行われます。
だから、何故、「かき」を「こけら」と読むのか、不思議で、きっと何か、歴史的な由来があるのだと信じ込んでいました(-_-;)
もともと「こけら」の字が、材木を削った時に出る切り屑を指す別の漢字であれば、これまでの長い間の疑問もスッキリと解消です!
いや~、iinaさんのブログは色々と勉強になります。
幼いころは、古里にもこのような芝居小屋に親に連れられて行きました。玄関で下足番に靴を預け下足札を手渡されました。
芝居も、敵が背後にいると客が演者に教えて「ありがとぅ」と応えて敵をバッサリ斬り捨てる場面などが懐かしいです。
山鹿宿が温泉場であるなら、なおさら「八千代座」には木戸銭を払っても寄ってみたい小屋です。
「杮落とし」の「こけら」の漢字「柿(こけら)」と「杮(かき)」を、いま見直しても比較できません。 ^_^;