万福寺＆三室戸寺

黄檗おうばく山萬福寺まんぷくじは1661年に中国僧・隠元隆いんげんりゅうき禅師によって開創された。インゲンマメは、隠元の名に由来する。
三門は唐風でいかめしい。（重要文化財）

斎堂さいどう（―僧侶が食事をする所）の前に魚の形をした開ぱんかいぱんが吊るされている。木魚の原型といわれる。

大雄宝殿（重要文化財）→
黄檗宗は珍しい宗派なので記憶していたが、墨田区の弘福寺がそうだ。山門が萬福寺三門と同じで、勝海舟が青年時代にこの寺で修行した。

萬福寺に行くには、大阪からだと京阪線の淀屋橋駅ないし京橋駅で京阪線に乗り、中書島駅で宇治線に乗り換える。
京阪宇治線の黄檗駅前に萬福寺がある。三室戸寺には次駅の三室戸駅からかなり離れており、一駅くらい大したことはないと歩いたが遠かった。意外に遠いと感じたときは相当に進んでおり、京滋バイパスをくぐり車の排気ガスに耐え、汗をぬぐいながらひたすら歩くしかない。


三室戸寺は、大庭園に四季おりおりの花が見られるので、一名『花の寺』ともいわれる。
紫陽花の咲く季節だったか、記憶は曖昧だ。 だが、寺は印象深く残っている。