那須へ

東北路４日目。青根温泉では、早朝に付近を散策。
まだ売れてない時代の古賀政男が「影を慕いて」を作曲した地というので碑が建っていた。石碑の前に立つと曲が流れる。

最後の訪問地は栃木県の那須温泉。浸かった湯は、「北温泉」。
那須神社・殺生石より上方に位置し、江戸時代の建物が残るひなびた雰囲気で、湯は透明で飲める。
我々が湯に入るときに少なかった客が、帰る２時ごろになると平日にも関わらず次々と多勢が押し寄せてきた。萩本欽一が「旅の香り」テレビレポートしたほどな人気の宿だ。
仏像を奉る仏間と回廊　↓




てんぐ湯は、子宝に恵まれると人気。　　 　ご覧の打たれ湯と、その隣に寝湯がある。
何れも混浴。寝湯小屋に夫婦で入りに来たので、去った後に我々も使う。
屋外には、温泉プールがあり、先ほどの夫婦が入っていた。

　←露天湯
[日帰入浴受付:午前８：30～午後４：00]

この湯の飼い猫が、よくなついた。

帰路の東北自動車道は、平日のため空いていたが、連休後の補修工事で少し混む区間があった。
春から予定していた東北路４県を、学生時代の４人でたのしい温泉三昧の旅ができた。
浸かった温泉は、乳頭温泉郷の「黒湯温泉」「鶴の湯」、雫石の「鶯宿温泉」、宮城・川崎の「青根温泉」、那須の「北温泉」。

予定表を見たときは、知らぬ地名ばかりだったが、巡ってきて調べ直してあらためて記憶している。
撮ってきた写真を整理しながら、気だるい余韻にひたっている。