東照宮
2014年10月27日 | 旅
唐銅鳥居と御水舎の手前![]() この辺りは、北辰の道の起点に 当たりパワースポットなのだとか。 | ![]() 上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫といい、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用する馬具や装束類を収めている。 また、上神庫の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻がほどこされている。 前日の武者行列で使ったばかりの鉾 ![]() |
![]() 神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)【重文】 神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)。 昔から猿が馬を守るとされているので、長押上には猿の彫刻が8面あり、 人間の一生を風刺している。 中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名。 | ![]() 眠り猫【国宝】 左甚五郎作と伝わる。 三猿の方が表情があるので好きだが、眠り猫は国宝とは・・・。 |

唐門の奥が御本社(ごほんしゃ)【国宝】
本殿・石の間・拝殿からなり、東照宮の最も重要な所。
拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」がある。
17日の千人武者行列を見学する計画を立てたが、その日の内の日光着は余程早起きしなくてはならぬため敬遠し、中禅寺湖行を先行し翌日に東照宮見学することにした。



唐門(からもん)【国宝】
修復された直後の胡粉(ごふん)で白く塗られた柱等を間近に見る。「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見(しゅんていちょうけん)の儀」など細かい彫刻が施されている。


神輿舎(しんよしゃ)【重文】
三基の神輿を納め、春秋渡御祭(5月18日・10月17日)に使われる。右は、陽明門【国宝】を修理中のため中に納めていた近衛侍従と阿吽の獅子を格子抜きに見れたことで良しとす。



矢張り、プライベートで行かなければゆっくりと見学できませんね。
iinaさんの今回のシリーズでは、私の知らないところをご紹介くださいました。
有り難うございました。
眠り猫~自分も拝見しましたが・・・意外と小さくて、
教えていただくまで
看板の前で「眠り猫はどこどこ」~と探してました(^o^)。
国宝としての価値を見いだせないまま消化不良気味だったことを思い出します(^^)/ 。
全体的には
凄い威厳を感じる東照宮で有ったと思います。
観音さまから、キヤノン(Canon)と命名されたとは、お釈迦さまでも気がつくまい・・・といいたくなる話題でした。
仏事から近代の精密機械の会社が、名をいただくとは面白いです。
この旅は、まだブログに総てを投稿し終えてなく、明日に小休止するものの、あさってにiinaも初めて訪ねた場所を
アップいたします。もちろん、日光ですよ。
(延岡の山歩人K)さん へ
雲がたなびく風景は、なかなかケッコウな美になります。
東照宮では、三猿の方が表情が豊かなので好みですが、コチラが重文で、眠り猫の方が国宝とは・・・、恐らくは左甚五郎が作った
からでしょうね。とはいえ、左甚五郎も謎の人物らしく、彫り方が評価されているのでしょう。
(焼酎学生) さん へ
インコが、ラーメンをすするとは面白いです。
東照宮は、そろそろ修復工事が終わると思いますから、それから出掛けたら真新しい建物や彫刻たちに出逢えて、また
ひとしおの感慨が起こりそうです。
もっとすごいのかと思っていました。TVの見すぎかな?
いつ、みざる~が出てくるのかな?って待っていました。
それにしても 疲れを知らぬ旅ですね!
陽明門が見れなくて残念でしたね。
また行ってみたくなりました。
いま紅葉が見頃らしいですね。
東照宮は、徳川家康を東照大権現という神にして祀る神宮ですから、その全域が家康のためだけの装置といえる
と思います。
御宝塔(家康の墓)も、回廊を経て奥宮の奥に設えるなどとても立派な墓です。
「眠り猫は、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれるが、もう
一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表している。」のだそうです。φ(..)メモメモ
(ムツゴロウ) さん へ
そのむかしは、東照宮はきらびやか過ぎてワビサビとは遠く離れて嫌いという一部の評価もされましたが、世界遺産に
登録されました。
修繕後の陽明門も見ておきたいです。