昔、あまりに日照り続きの天気だと、 踊ったり、たき火などをして 雨乞いの 祈りをした。
その「天気」の「気」という文字の「 气 (き) 」の部分と「雨乞い」の「 乞 (きつ) 」という文字は、どことなく似ている。実はこの「气」と「乞」は元々、同じ文字だったとか。
この「気」の 旧字 「氣」は「气」と「米」を合わせた形。「气」は雲の流れる形で、雲気( 雲状 のもの)を表している。
「气」は生命の 源 と考えられていて、「米」( 穀類の意味)は、その「气」を養う 素 として加えられた。
「气」「米」を合わせた「気」(氣)はすべての活動力の 源泉で、日ごろ使う言葉にも、その意味が 反映 しているものがある。
例えば、活動の源となる気力のことが「元気」。そして、人は「気息」( 呼吸 )することで生きている。
「气」をふくむ字で一番なじみ深いものに「汽」がある。雲気である「气」は多くの水分をふくんでいる。その「气」に「 シ(さんずい) 」を加えた「汽」は水が気化する 状態 で「ゆげ」の意味。 蒸気 の力で動く車・船を「汽車」「汽船」という。
敵対しいきどおる気持ちを「 敵愾心 」という。その「愾」は「気(氣)」を心の状態化にした字で「なげく、気がたかぶる」の意味。
はじめに出てきた「乞」の古代文字は「气」と同じ形。後に「气」と「乞」が分かれて使われるようになり、「气」は雲気の意味に、「乞」は「こう、もとめる」の意味の文字となった。昔は「雲気」を見て、 占 い祈った。
日本では「まで」の意味で使う漢字「迄 (きつ)」にも「乞」の字形がある。
この「乞」の文字は占いの際に「もとめる」のほかに、「およぶ」の意味がある。「迄」は、この「およぶ」の意味の延長で「いたる」の意味を示している。ただ、「まで」の意味は日本でだけの意味のようだ。
【注】今回テーマの漢字「気」は小学1年生で学ぶ。
272 <<残の成り立ち <<漢字の成り立ち
その「天気」の「気」という文字の「 气 (き) 」の部分と「雨乞い」の「 乞 (きつ) 」という文字は、どことなく似ている。実はこの「气」と「乞」は元々、同じ文字だったとか。
この「気」の 旧字 「氣」は「气」と「米」を合わせた形。「气」は雲の流れる形で、雲気( 雲状 のもの)を表している。
「气」は生命の 源 と考えられていて、「米」( 穀類の意味)は、その「气」を養う 素 として加えられた。
「气」「米」を合わせた「気」(氣)はすべての活動力の 源泉で、日ごろ使う言葉にも、その意味が 反映 しているものがある。
例えば、活動の源となる気力のことが「元気」。そして、人は「気息」( 呼吸 )することで生きている。
「气」をふくむ字で一番なじみ深いものに「汽」がある。雲気である「气」は多くの水分をふくんでいる。その「气」に「 シ(さんずい) 」を加えた「汽」は水が気化する 状態 で「ゆげ」の意味。 蒸気 の力で動く車・船を「汽車」「汽船」という。
敵対しいきどおる気持ちを「 敵愾心 」という。その「愾」は「気(氣)」を心の状態化にした字で「なげく、気がたかぶる」の意味。
はじめに出てきた「乞」の古代文字は「气」と同じ形。後に「气」と「乞」が分かれて使われるようになり、「气」は雲気の意味に、「乞」は「こう、もとめる」の意味の文字となった。昔は「雲気」を見て、 占 い祈った。
日本では「まで」の意味で使う漢字「迄 (きつ)」にも「乞」の字形がある。
この「乞」の文字は占いの際に「もとめる」のほかに、「およぶ」の意味がある。「迄」は、この「およぶ」の意味の延長で「いたる」の意味を示している。ただ、「まで」の意味は日本でだけの意味のようだ。
【注】今回テーマの漢字「気」は小学1年生で学ぶ。
272 <<残の成り立ち <<漢字の成り立ち
今日も元気で家庭菜園を頑張ります。
>女性に見立てられ歌にも詠まれるロマンティックなお花たちです。
牡丹と芍薬はボリュームがあってふくよかな女性の、百合はスマートな女性のイメージがあって、いずれも美しい花ですね。
> 今日も元気で家庭菜園を頑張ります。
きょうのコメントは、-04-25 06:31:00の時刻が記録されてますから、早朝から家庭菜園されているのですね ^^
iinaも「天気」の「気」が、気になったので、「気」を根気よく調べたら、そのように書いてました。
iinaは、気前よくブログに公開しました。