『翔ぶが如く』の完結10巻目を読んでいる。
明治維新後に西郷隆盛を旗頭に「西南戦争」を扱った小説だが、薩摩軍の勇敢な侍魂とは裏腹に、高々手首の傷くらいで大袈裟に病院に飛び込み治療を受けているiinaなどは、戦場に赴くだけで怖気づきとても戦どころではないと思える。
きょうは傷の様子をチェックするというので、朝一番に病院にでかけた。包帯をほどいてみると傷口を特殊絆創膏で覆った部位はふさいでいたが、あぶれた傷を包帯が傷口にくっついて血がにじみ出てしまった。枝切ノコギリの刃が鋭く5ミリほどの傷口も、しっかり治療しないと初日と同じような按配だった。(やはり外科を専門としない内科医の落ち度だと思えるが仕方ない・・・無言)
熊本からJRで博多行列車に乗ると、直ぐに右手の戦場「田原坂(たばるざか)」をアナウンスする。身近にこの激戦地を通り過ぎただけだが、死屍累々を重ねた様子がこの本で生々しくつづられる。
雨は降る降る
人馬はぬれる
こすにこされぬ田原坂
濃密な濃度で銃弾が交戦された証として、敵味方の弾が空中でぶつかり合って互いに噛みあいだんごのようになったものが「空中かちあい弾」と呼ばれ現存していることでも察せられる。
『翔ぶが如く』は、西郷隆盛が薩摩隼人の桐野利秋(人斬り半次郎)らにかつがれて、太政官と呼ばれた草創期の明治政府と対立し、ついに西南戦争を起こして敗れていく過程を細密に叙した史伝だ。
「西南戦争の史跡巡り」
「明治という国のかたち」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
![](http://iinad55.at.infoseek.co.jp/b-mo.gif)
明治維新後に西郷隆盛を旗頭に「西南戦争」を扱った小説だが、薩摩軍の勇敢な侍魂とは裏腹に、高々手首の傷くらいで大袈裟に病院に飛び込み治療を受けているiinaなどは、戦場に赴くだけで怖気づきとても戦どころではないと思える。
きょうは傷の様子をチェックするというので、朝一番に病院にでかけた。包帯をほどいてみると傷口を特殊絆創膏で覆った部位はふさいでいたが、あぶれた傷を包帯が傷口にくっついて血がにじみ出てしまった。枝切ノコギリの刃が鋭く5ミリほどの傷口も、しっかり治療しないと初日と同じような按配だった。(やはり外科を専門としない内科医の落ち度だと思えるが仕方ない・・・無言)
熊本からJRで博多行列車に乗ると、直ぐに右手の戦場「田原坂(たばるざか)」をアナウンスする。身近にこの激戦地を通り過ぎただけだが、死屍累々を重ねた様子がこの本で生々しくつづられる。
雨は降る降る
人馬はぬれる
こすにこされぬ田原坂
濃密な濃度で銃弾が交戦された証として、敵味方の弾が空中でぶつかり合って互いに噛みあいだんごのようになったものが「空中かちあい弾」と呼ばれ現存していることでも察せられる。
『翔ぶが如く』は、西郷隆盛が薩摩隼人の桐野利秋(人斬り半次郎)らにかつがれて、太政官と呼ばれた草創期の明治政府と対立し、ついに西南戦争を起こして敗れていく過程を細密に叙した史伝だ。
「西南戦争の史跡巡り」
「明治という国のかたち」
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とにかくお大事になさってください。そして一日も早いご快癒を祈っています。
民謡「田原坂」は純Japanese hard rock六三四のアルバムで初めて聞いたんですがなかなか渋くてお奨めです。
戦場の血生臭さは感じないものの鉛色に垂れこめる空と兵士達が困苦している情景が自然と伝わってきます。
実は「坂の上の雲」を読みきっていないのでなかなか手がつかないんです・・・。
田原坂・・・激戦だったんでしょうね。それはそうと、怪我お大事に~。
私は血より傷跡が見れない人です。
この世の中から血なまぐさいことが無くなると良いのに‥と思います。
こちらのサイトなかなか読みごたえがあり、わたしのサイトのブックマークに追加させていただきます
西南戦争当時、南北戦争時の旧式銃を民家を盾に至近距離で打ち合ったのだそうです
薩摩軍は「チェストーッ!!」の掛け声とともに一撃必殺の示現流で襲いかかってくるのですから、政府軍としては白兵戦は相当怖かったはず
田原坂では、全弾撃ち尽くし拾った弾を現地で鋳造しなおした跡も発掘されています
ございました。
西郷隆盛は、歴史上に大きな器のひとですが、自分がその器を理解できたか
どうかというと、はっきりわかりません。同じ時代に生きて同じ釜の飯を食べ、
隆盛を直かに接しないと分からない面を感じます。
反面、一挙に懐内に取り込まれそうな不思議な仁です。
とは書きましたが、「薩摩」をキーワードにして自宅ブログを検索すると、次の
8記事がヒットしました。↓
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