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必ずコメントに参ります by iina

2005年11月19日 | ことば遊び
きゅうり、ゴマ、くるみを漢字にすると、胡瓜、胡麻、胡桃のように総て「胡」が入る。

「胡」は、中国から西域つまり中央アジア・サマルカンド付近をいう。その地方からの伝来物についている。
中国では「胡」の字がつくと、見下す意味になる場合もあって、胡臭(わきが)、胡顔(あつかましいい)、胡乱うろん(不確か)、胡散うさん(怪しい)、胡言乱説こげんらんせつ(でたらめ)などがある。

中国は、世界の中心だとする中華思想があり、軽蔑の意味に「胡」を使った。

他に、
胡椒こしょう胡弓こきゅう二胡にこ胡蝶こちょう胡坐あぐら胡摩こま、胡姫・・・。

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2 コメント

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 (ミミロル)
2010-07-08 12:43:39
漢字が可愛そうですね。
中国では胡瓜も軽蔑される食べ物なんでしょうね。
私は大好きだけど。
胡がついたって平気です。
胡弓は、中国あたりの楽器なのに・・・
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難儀な大国・中国 (らいちゃん)
2010-09-06 13:46:25
おっしゃる通りです。
その昔、卑弥呼の時代の日本を倭国と呼んでいましたが、この”倭”の字も見下した文字のようです。
現在でも、日本の支援により経済が発展したにもかかわらず、次第に日本を見下すようになりました。
難儀な大国ですね。

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