かなり細かいスミ入れが必要でした
今回の設計図の完成サンプルは、いやにスッキリしているので、MGと過去の1/100・1/144を参考に、細かくチェックして完成させました
この間完成したEGのガンダムより、一回り程小さい完成体ですが、情報密度はこれまでのウイングでは一番多い感じです
流石に現行のHGなので、関節周りの強度は申し分なく良好です。
変形機構の関係で、ウイング系は膝関節の緩みが出る事が多かったのですが、今回は関節の角度とパーツ構成で問題無く仕上がっています。
この機体、名前の通り大型のウイングが特徴になっています
このウイング部分ですが、関節を増やして動き過ぎても変な感じで、動かなくても格好が付かないので、微妙なデザインだと思っています。
大気圏内で飛行する事を前提に、大型のウイングを装備するのは分かるのですが、これ宇宙空間ではあまり意味が無いですよね。
バード形態は、非常に恰好良く決まります
放映当時から考えていたのですが、この機体って旋回能力は殆ど期待できないと思いますので、突撃型の一点離脱戦法か、あくまで移動重視の形態とでしか使えませんね。
前腕部の爪の部分が、二重関節になっているので、ライディングギアとしての角度調整が容易で非常に便利です。
バード形態時の脚部の変形は、エルガイムMK-Ⅱの表裏逆タイプになるのですが、どう変形させても脚部だと分かってしまうんですよね
Zガンダムやビルバイン程度まで、極端に膝関節を可動させた方が見た目が良くなると思います。
ウイングゼロは、脹脛と脛のパーツが開くので、この機体も似た様なアレンジを加えても良いのではないでしょうかね。
ビームサーベルは、シールドを二つ折りにして、抜き差し出来る仕様になっています
このサイズでこのギミックを付けてくれたことは、素晴らしいの一言しかありません。
肩関節と腕部の可動範囲も広いので、画像の様に可動させて引き抜いているポーズも取れます。
結構長いクリアーパーツで、ビームサーベルの刃が付属していて、取り出した柄に取り付けることが出来ます
確か、この機体のビームサーベルは、肩に収納されてたはずですが、こういった解釈の変更は、見た目が良くなれば良いと思います。
余談ですが、ビームサーベルの刃が2本付属していたので、1本をEGガンダム用に使用しようと思います。
個人的には、ほぼ満足出来るキットなのですが、唯一気にな点があります
バスターライフルを構える際の状況ですが、画像程度まで肘を曲げると、どうしてもバスターライフルが上腕部に干渉してしまいます。
バスターライフルが大型なのは魅力なのですが、この部分だけはどうしても上手くいかない感じです。
背中のウイングユニットの可動は、画像の状態が最大になっています
重量的には、どの位置に可動させても本体がよろめく事は無く安定しているので、大きさとバランスの調和は取れています。
このキットの完成度が高かったので、近いうちにウイングゼロも造ってみたいですね。