母の具合が悪く様子を見に熊本宇城市にある実家に帰る。宇城市も今回の地震被災地で殆んどの家がブルーシートで屋根が覆われている。実家も築百年の大黒柱中心の柱組の家で柱が傾き倒壊寸前状態、離接する納屋も同様に傾いている。近くを日奈久断層が走り宇城市も被害が大きかった地域で、家から100m離れたお宮さん(写真)はペッチャンコになりその前の民家も全壊でもう取り壊しが始まっている。見るに堪えない状況だが救いは実家を守る弟はもう将来に向かって夢を描き始めている。帰路、震源地の益城を通るとTVで目にした光景で多くの家が倒壊して地震(2回)の大きさが思い知らされる。しかし震源地を除いて被害が大きいのは柱組の和風建築に集中して新しい軽量プレハブには被害は少ない。これは阪神大地震でも同じで、軽量鉄骨ALCヘーベルハウスのわが家はタイルやコンクリに小さなひびが入った程度だったが近所の宮大工が建てた豪邸(築浅)はかなりの被害が出た。屋根瓦が重く柱組だけでは縦横の揺れには構造的に耐えられない。実家もこれを教訓に軽い平屋を再建築するようだ。
さて気になっていた我が小屋も作業開始だ。ブルーシートを張って出かけたので雨はしのいでいたようだ。残りの屋根根太を設置しよう。
さて気になっていた我が小屋も作業開始だ。ブルーシートを張って出かけたので雨はしのいでいたようだ。残りの屋根根太を設置しよう。