日本で一番大きな煙突メーカーホンマ製作所(新潟県)にインターネットで注文していた煙突が届き、梅雨の間に2日ほど雨が降りそうないので煙突設置作業をすることにした。届いた部材を並べて組み立て順番を確認。煙突そのものの組み立ては簡単だが屋根を突き抜け、それを固定する部材(固定具、フラッシング、カラー、天井自在眼鏡板)など奇怪なものをどう取り付けるのか?インターネットでホンマ製作所の設置ガイドを印刷して頭に入れ、まずクッキングストーブの煙突場所の真上の天井板と屋根板を500mm正方形の穴を丸鋸で開け、クッキングストーブの上にダンパー、スライド式シングル煙突、2重煙突3本と繫いで立ち上げる。長さは計算していたのでピッタリだが、屋根に煙突を固定する固定具(4部材)をどう取り付けるのか分からない。もう一度ホンマ製作所のHPから違うPDFを印刷し屋根こう配に沿って分度器状にネジを調整すれば良いことが判明(写真)。ボルトナットを締めビスで止めると見事固定ができた。
フラッシング(これが驚くほど高価)は被せるだけだがその上に付けるカラーはボルトナットで締め、隙間に耐熱パテで雨漏り防止をする。更に煙突を風から守る固定具(リングと棒板)を取り付けようとしたら屋根との角度がどうしても合わない。注文した部材は壁だし固定具のようだ。仕方がない注文し直しだ。
ここまでやったら屋根のシングル張りが出来る。早速屋根材(カラーベスト)をホームセンターで仕入れて来る。この作業は以前家の増築で経験があるので迷うことはない。一番下の端には幅の狭いスターターを並べネジ止めして、その上につなぎ目位置をずらして重ね正式のシングルをネジ止めして行く。このシングルとっても重く(風に飛ばないように)持ち運び(特に屋根にあげるのが)が大変。業者はリフト付き梯子で楽に上げるがこちらは人力のみで無理をせず5枚づつ脇に抱えて梯子(ずれ防止固定)を登って、上で取り付けては梯子を降りて同じ作業を繰り返す。私はこの作業意外と苦にはならない。一枚一枚確実に完成するのは一種の快感でもある(本当は早く雨対策をしたいから)。端の方はサイズが中途半端になるのでジググラインダーにレンガカッター刃を付け切り落とす(埃がすごいので風向きを見るか水を掛けながら作業)。今日は両方の端に一列づつ張って終わり、夕方になると屋根の上まで蚊が襲ってくる。
ところでトイレ排水はどうなのか気になる。朝食後小屋まで上がり、用を済ませた後流さずに便器の蓋だけして一番下(約30m離れている)の点検口の蓋を開けて待つ。家内に小屋のトイレを流して貰い(下の点検口で確認を頼んだが断られた)無事流れて来るのか不安と期待で覗いていると無事通過。全部流れたのか2-3度水だけ流して貰ったが途中残っているものはないようだ。やった!これでひとまず安心。
洗面所の給水、排水工事も同時進行。床を張る前に給排水管を立ち上げ床下断熱材のポリエチレンフォームを入れて置かないとならない。しかしこの作業は雨でもできるので後日続きをやろう。シャワー用に給水管も基礎から立ち上げてはいたが今回はシャワーは不要となったので断熱材を巻いてそのままにする。