近所の塀用基礎、排水U字溝の設置が終了。
私は2人のセミプロの手伝いをしただけだったが、面白い作業経験になった。
どんな工事にしても下準備が大事で、その作業に半分以上の時間がかかる。
塀基礎ではショベルカーで50cmぐらい掘り下げ、杭を打ち、測量して水準を出してランマーで固める。それからコンクリ型枠を杭で50cm幅で設置、鉄筋を組んだ後コンクリの高さマーカーを釘打ちしてミキサー車でコンクリを流し込む。この作業は一気にやるので、一人がバイブレーター、2人でスコップで均一にならし、一人がコテで仕上げていく。コンクリートの量を私が計算したが、ほぼ合ってほっとした。
次はU字溝設置作業。
これも塀基礎の横を50cm深さと幅で掘り込み、杭を打って水平線を出す。塀基礎は水平のはずだが、コンクリが固まり再測量すると35m先が15mm高くなっている。手前から35m先で80mm下げ糸を張る。そこから300mm(U字溝高さ)下に塀基礎に墨だしマークを入れる。これがU字溝の底面になるのでそこまで砂利と砂で調整。砂には10%ぐらいの割合でセメントを混ぜる(これは私にとって新鮮な知識)。さてそこまで下準備ができるといよいよU字溝を並べる作業。
私はショベルカーでU字溝を吊り下げて設置場所まで持っていく役目だが、設置する人の作業(高さ、水準、直線合わせ)が速く、私もハンガーで吊っては次から次へと運ばなくてはならない。
並べ終えると、目地を入れるため1cmぐらいのつなぎ目に養生テープを貼る。これが終わると、セメントをドロドロに溶かし目地に流し込み少し固まったら化粧仕上げ。
先日夕刻、家の近くに中国道(下り)サービスエリアから爆発音とともに黒煙が上がり出した。家の2階からよく見えるので写真を撮ったが車両火災のようだ。消防車も数台消火を始めている。30分以上勢いよく燃えた後鎮火。
後で家内と見に行ったら大型トラックが焼けていた。幸いけが人はなかったようだ。