なんでも人生

Whatever life is

スイスからの来客 A visitor from Switerland

2019-11-13 | 日記

スイスの仕事仲間の息子が世界一周旅行をしていて、我が家に11月7日から13日まで泊まって行った。36歳の臨床心理士だが、昨年12月に一旦休職をして、南米、中米、北米を半年かけて回り、日本は1か月間の予定で旅行中。彼が西宮名塩駅改札を出るのを見た瞬間に旅慣れていると分かる。リュック一個にウエストポーチだけの軽装。大きな荷物は自分らの行動を制限するだけ、下着はこまめに手洗い、上着は実用性の高いのを一つだけ、必要だったら買ったらよいと我々と同じ考えだ。

我が家が有馬温泉に近いので温泉に入りたいと言う。我々地元の人間は有馬温泉は旅行者でごった返して(駐車場もない)いるので避けている。代わりに篠山を見学して今田薬師の湯に連れて行く。まずは身体を洗い、湯船にはタオルを浸けない等マナーを教えて、平日なので空いた内湯、露天風呂とたっぷり楽しんだようだ。翌日からは家の風呂に入らせるがこれも好きになったようだ。日本の家庭浴槽では足の長い人は足が伸ばせないので、斜め上に上げると良いとアドバイス。

8日は高野山を案内するが、途中和歌山でミカンの直売所や柿の里で農産物買い物(家内)を楽しむ。東京では果物、野菜価格が高く驚いたようだが、田舎の新鮮産直価格の安さにも驚いた模様。 高野山はちょうど紅葉の真っ盛り、奥之院(弘法大師廟)の大杉やお墓、金剛峯寺を見ながら仏教や真言宗をかいつまんで説明(かなりいい加減)。キリスト教と比べ仏教の大らかさに共鳴。 我々夫婦もここは6-7年ぶりで、何度来ても厳そかな雰囲気には癒されるが、外人観光客が多い。


9日は家で自治会役員のピザパーティーに付き合って貰い、夕食は近所の家がしゃぶしゃぶとすき焼きに呼んでくれた。ここには可愛い孫が5人、ダンス(パプリカ)を披露、楽しい思い出ができたようだ。

10日に奈良見物。大仏殿は観光客(中国人50%、西洋人30%、他アジア人10%、日本人10%)でごった返し。2月堂あたりから人は少し減るが、春日大社はちょうど七五三で可愛い子供の和服姿も見れた。

 

11日は姫路城を見学したが外国からの観光者でごった返している。しかし城内入場待ち時間はない。 その後、神戸に立ち寄り湾内クルーズ、ちょうど自衛艦の潜水艦7隻を見ることができた。


12日は彼一人で大阪見物、私は近所の塀づくりの手伝い開始。
13日に広島へ発って行った。これから九州を回って12月の初めに次の目的地(香港?)に向かうようだ。我が家に滞在中日本についての多くの質問を受けたがしっかりした考えを持つ好青年であった。

コメント
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