近所のチェーンソー Earthman CSE370EA(中国高儀製)のリコイルスターターが空回りしてエンジン始動できない。
農業屋でチェーンソー修理もしているので、Earthmanのリコイル修理できるか聞いたら、中国製は扱わないとのこと。
仕方ない、自分でやってみよう。
リコイルスターターカバーを取り外したら、何と中のスプリング(ゼンマイバネ)が切れている。これはスカスカ空回りするわ!
なぜこんなものが切れたのだ?俺は使ってなかったぞ。このリコイルスターターは軽く引くだけいいのだが、誰かが力一杯紐を引っ張って折ってしまったのかな!
それはいいが、アマゾン、モノタロウやヤフオク(中古)でこの型のリコイルスターター(枠ごと)を捜したが販売してないようだ。しかしアマゾンで調べているうち、スプリング(ゼンマイ)だけ売っているのを発見。
割れたスプリングを取り出しノギスで測ると、幅10mm、厚さ1mm。
この仕様のスプリングを921円で注文、さすがアマゾン2日後には到着。
スプリング(コイル)は外に巻いている針金を外さずに作業する(嵌め込む)のがコツだ。これをばらしたら巻き取るのが大変なのは、運搬車で自ら涙目の経験有。
新しいスプリングを白いプラスチックゼンマイ収納容器(?)の中心の切れ目にゼンマイ内側の曲げをひっかけ、裏返しにして本体に嵌め込み外側の曲げを引っ掛けて止める。
ラジオペンチとドライバーで押し込み(中心を合わせる)、中心のネジを軽く(8分がた)締めてバネを縛っていた針金を外す。鋼鉄製ワイヤーなので簡単には外れない。
針金が外れたら、中心のネジをしっかり閉めて完成。
チェンソー本体に取り付けスターター紐を引っ張るとエンジン回転確認。
燃料、オイルを入れ、スイッチオンにしてチョークを引き出し2度引っ張ると爆発、チョークを戻しスターター紐を引っ張ってエンジン始動。
暖機運転の後アクセルふかしても回転の上りが弱い(今回の修理とは関係ない)。後日キャブ調整してみよう。これは微調整なので気を付けてやらないと更に悪くなる。
ともかく本日の作業は完了(修理成功)!