そうでしたか…
平成11年の突然の衝撃・・・
もうあれから、16年も経つのですね。
当時、かなりかなり衝撃的で ストーカーの「す」の字もピンと来なかったのが、この事件を機に
ストーカーの猟奇的な恐ろしさが注目されるようになったのでしたね…。
自分自身が何度も行ったことのある あの場所で、ごく普通の女子大生のお嬢さんが殺されてしまった…
平和がウリのこの地域にして、まさかこのような全国規模のニュースが起こるとは、
そして、見慣れた建物や風景が全国ネットで報道されたりするのを見るにつけ、ただ ただ衝撃的でした。
ただ、この本 を読んで、今回 初めて知ったことや、長年来のうちに風化してしまって覚えていないこと…
などを改めて受け留めました。
この作品を書かれた清水さんが いわば、容疑者特定、犯人および関係者の洗い出しに繋げる 大変な貢献をされたこと、
ごく普通の家庭で仲の良い 猪野ファミリー に降りかかった恐怖の実態と、長い長い試練の日々…
なども知り、大変驚きました。
こんな近くに住んでいるのに、ごくごく一部の報道内容しか知らないまま、15年も経っていたなんて…。
そして、最も衝撃的で「放っておけない!」と思ったのは、管轄の上尾警察署が 猪野さんファミリーに行い
組織で隠蔽ばかりか 作為的な操作を行い、揉み消した真実。
しかも、埼玉県警など組織ぐるみで 事実を欺き、秘匿のために虚偽まででっち上げて、事件後も
猪野さんに卑劣な対応を重ねてきたこと。
“警察って ここまで腐っていたのか…(驚)”、 “清水 潔さん、よくぞ書いてくださいました!”、
という気持ちしか残っていません。
美人でやさしい詩織さん、
あんなことがなければ、ステキに年を重ねて 大好きなご両親にお孫さんを甘えさせてあげられる、
キレイなお母さんになっていたのでしょうね…。