正直言うと 「ハズレ」もある創作の小説よりも、よっぽどこういうフィクションを好むワタクシ…。
つい先日読んだ こちら において、清水記者の鋭いながらも、被害者や事件関係者を思いやった姿勢に好感を覚え、
続いて借りてきたのが こちら。
『桶川…』の時は FOCUS誌の記者だった清水さんですが、その後 FOCUSも休刊となり…
今や、日本テレビの報道局の記者&編集委員をお務めになっているとのこと。
しかし、日テレに移られてからも、清水さんの真相を追及する魂の火は 燃え続けていたようで…。
援軍も前回とはメンバーが変わり、
しかし、清水さんのそういう仕事のスタイルに協力を惜しまない面々で、
でも、なにしろ 切り込む先が 隠蔽や改ざんの国家権力で、
立ち向かう過程には、未知の真相や 取材対象者が抱くマスコミに対するシコリなど、気の遠くなるほどの障壁
や 先の見えない未来・・・
これらを背景に、わかりやすーーい 清水さんの文章で展開していきます。
今回は、菅家さんの心をも動かして、釈放の瞬間に立ち会った(偶然なる神様のいたずら ? っぽい)
サプライズもあったりと、前回(桶川)からご年齢を重ねていらっしゃるとは とても思えない
アクティブな清水さんです。
w(゜o゜)w
それにしても…
いい加減にしてもらいたい…
我々国民は、いざという時にはなんとかしてくれる、悪を成敗してくれるものと 思っているのだから。
結構、純な国民としては、不信感にかられています…(怒)
もちろん、こういう人ばかりの組織ではなく、正義感の塊! みたいな頼りになる方もいらっしゃるのでしょうが、
清水さんの著書が これだけ支持されている、その真相を素直に捉えてなんとかしてもらいたい!! です。