ある会社の職場活性化プロジェクトを約2年にわたってお手伝いしてきた。昨日はその打ち上げの日。
職場活性化準備委員会からスタートし、1年目は職場活性化プロジェクト、2年目は職場活性化推進プロジェクトと名前を変え、若干のメンバー変更を行いながら活動し昨日無事「打ち上げの日」を迎えることになった。
メンバーは、入社3年目5年目の若手社員、現場のリーダークラス、現場の女性管理者、本部の企画スタッフなど年齢も性別も職種もまちまちの9名。協力的でない現場の中で板ばさみになったり、現場の仕事を抱えながらミーティングや作業をこなすなど・・・。物理的精神的負荷を感じつつ、メンバーの「せっかくやるんだからいいものにしたい!」という気持ちと、何より「楽しもう!」という気持ちで乗り切れたように思う。ミーティングでもいつも笑いが絶えず(そのため、脱線してしまうこともあったが・・・)、その雰囲気そのままに昨日の打ち上げも本当に楽しく、飲み、笑い、語り合った。↓その時に撮った写真です。滋賀県から毎回プロジェクトに参加していたHリーダーとのツーショットです!
このようなプロジェクトをたちあげ、その運営のお手伝いする機会は多い。どんなプロジェクトが成功し、どんなプロジェクトが失敗するか?
成功するプロジェクトは、メンバーが当事者。プロジェクトで取り上げる案件を自分のこととしてとらえて、なんとかしたいという気持ちを持って参加している。失敗するプロジェクトは、まず間違いなくメンバーが受身で評論家。取り上げる案件をどこか「ひとごと」としてとらえ、誰か(多くの場合アドバイザーである私)になんとかしてもらおうという気持ちで参加している。
採用プロジェクト、育成プロジェクト、職場活性化プロジェクトなどいろんなネーミングのプロジェクトがあるが、、人を採用するのも育成するのも職場を活性化するのも、自分の会社の問題。
そこに意識のないメンバーがいる。もっと言えば、メンバーをその気にさせる役割のプロジェクトリーダー、そのプロジェクトリーダーをその気にさせる会社のトップがひとごとではどうしようもない・・・。