女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

人に安心感を与える『笑顔』

2010-09-01 | インポート

 昨日のブログで職人技として靴の修理屋さんについて書いた。今日は、ある意味職人技と言える「笑顔」の話し。

 先日山形に出張に行った。その帰り羽田から伊丹空港に向かうANAの機内でのこと。機内は満席。客室乗務員の女性達はみんな忙しそうに業務をこなしていた。昨今、週刊誌などに「客室乗務員の年齢層が高すぎる」だの「綺麗な人が減った」だの書かれているのをよく目にするが、その便の客室乗務員達は同性の私の目から見えても、美しく若くつやつや肌の持ち主がほとんどだった。「実習生」という名札をつけた女性にいたっては、可愛らしい上に一生懸命で、彼女のおかげで機内販売の売上が増えているのでは?と思えるくらいの頑張りだった。

 そんな中で、「この機内で『笑顔NO1は』?」と聞かれたら「この人!」と迷わず答えられる抜群の笑顔の女性がいた。その人は「五十嵐さん」(名前までしっかり覚えてしまった・・・)。その便のチーフパーサーで機内挨拶を聞いたときから「なんて、いい声(甘すぎず、きつすぎず、独特の表情のある声)なんだろう」と思っていた。恐らく、いや、間違いなくその便の客室乗務員の中で一番年上。しかも女性としては大柄な体格にプラスして年齢ゆえか、体型も他の若き客室乗務員に比べると安定感ばっちり!

 しか~しっ!!彼女の笑顔はただ単に、「可愛い」という観賞用ではなく、「ホッとする」というヒーリング効果だけでもなく、なんと言うんでしょうか?強いて言えば妙に安心感を感じる笑顔なのです。

 彼女が近くを通るたび(特に前から笑顔で通路を歩いてくる際)に彼女の笑顔をじっとみてしまったほど・・・。

客室乗務員の一番の仕事は「お客様の安全を守り、安心して機内で過ごしてもらうこと」ということを考えると、笑顔だけで相手に安心感を与えられるってある意味職人技。

 さすがANA。

 素敵でした「五十嵐さんの笑顔

おかげで山形出張の疲れが癒され気持ちよく帰路につくことができた。