女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

も・し・じ

2012-04-04 | インポート

突然ですが、

「もしじ」ってな~んだ?

和菓子?履物?植物?

いずれも B o o  

正解

中村の中学時代の同級生のあだ名

わかるわけない。ですよね・・・すいません

その「もしじ」と、このブログがきっかけで先日33年ぶりに再会

しました。彼は今「メンタルヘルス三重」という看板を掲げてメン

タルコーチとして活動をしている。

↓ 興味のある人はのぞいてみて

http://www.mentalmie.jp 代表 川本義巳

学生時代彼との接点は少ない。クラブは別。クラブ以外の活動でも

接点はない。同じクラスになったこともないし住んでいる地区も違う。

だから、実際に彼がどんな性格で何を考えていたのか?の情報は

少ない。正直、体育館で素振り(彼は卓球部でした!)する姿と「熊

のような風貌」という印象しかない!

当時でさえその状態。しかも、卒業後一度も顔を合わせていない。

卒業後の進路は?どんな仕事してるの?結婚してる?

も含めて一切情報がない。

 

「大阪に出てくることあるんやったら事務所寄って!!」

と会うことにしたものの・・・

「何しゃべろ・・・」「話し盛り上がるかな?」

⇒盛り上がらへんやろなぁ~

 

⇒だって共通の話題ないもん

 

⇒これって結構、気まずい・・・かも

 

・・・・

だんだん不安になってきた

で、実際は・・・

「うわ~っ(やっぱり) 『熊っぽい』

=「変わってな~い」

話は??

昔話というより、「それぞれの『仕事』に対する想い」で盛り上がった。

彼は「メンタルコーチ」私は中小企業の人材教育のサポート

携わる仕事は違えども、ビジネス社会という「共通のフィールド」に属して

きた者同士わかりあえる(理解しあえる)。

のちに彼からこんなメールをもらった。

(以下もしじ君のコメント)
なんか懐かしい同級生との再会というよりも、ビジネスの第一線にいる方の貴重なお話を
聞かせていただいたような気がして、僕にとってはすごくありがたい時間となりました。
改めて自分の役割、使命、そして情熱について考えさせられました。

たぶん「もしじ君」も私と同じような感覚を抱いたのだろう。

逆にこんな経験もある。学生時代や以前職場の同僚だった女性たちと久し

ぶりに会って話をする際、相手が専業主婦や子育てがひと段落してパート

タイマーとして社会復帰している場合、いろんなところに引っかかてしまう。

たとえば、

会社の愚痴や待遇に対する不満を聞くと、

⇒嫌やったら働かんかったらええやん・・・。そんな条件のいい職場ないでぇ~

はたまた、不景気でボーナスがカットされた旦那の愚痴を聞くと、

⇒家族のために働いている旦那の気持ちになってみぃ

と心穏やかでない。友達側ではなく、会社側、働く側の立場で見てしまって

雑談を楽しめない。友達と議論する気はないので、そこそこに話を合わせ

るが、話が続かない。ついつい疎遠になってしまう・・・。

話題だけではない

私の場合9時~5時の仕事ではなく土日に仕事をすることも多い。

プライベートの予定があっても仕事が入れば当然仕事優先。これでは接点を

持つのが難しい。友達との集まりにも、参加できないことが多く、これが続くと

(どうせ来ないだろう)と思われて声もかからなくなる・・・。

もちろん、ビジネスを通じて新たに出会う人。付き合うことになる人も増える。

でも、それと引き換えに仲の良かった友達とどんどん疎遠になる。

これが現実。

責任のある仕事をし、それ相応の待遇やポジションを得る。とそれと引き換えに

プライベートな時間や昔の友達との付き合いを失う。

何かを得る=何かを失うこと

両方を手に入れることはできない。でも、何かを捨ててでも得たい!という気持ち

で取り組まないと本当にほしいものは手にはいらない

いろんなことを考えさせられたもしじ君との再会だった。

次回は9日に更新しますお楽しみに!