今年担当する予定の新入社員研修が今日で全て終了する
120人ほどの大人数対象の公開コースあり、ユニークな社内ルールのある
東大阪のメーカーあり、色とりどりの髪の毛をした美容師のたまご達あり・・・。
今年もいろんな業界、業種、職種の新人たちとの出会いがあった。
新入社員研修を担当するのはエネルギーがいる。
でも出したエネルギーは戻ってくる。自分=1人から複数に対してエネルギー
を出すのはパワーがいるけど複数からエネルギーが返ってきてさらにパワフル
になることも多い。
また、新人たちの一生懸命さや素直さに触れ、自分自身の日ごろの行いを改めて
反省することも数知れず・・・。
その学びの場を私に与えてくれる発注元である企業や団体の多くが何年も継続して
オーダーくれているありがた~いお客様。当然、担当者も自分も会うたびに一つずつ
年齢が増えていく
毎年顔を合わせているのでさほど感じないが、たま~に以前とった写真を見ると、
「きゃ~っ、えらい若いやん」
逆に言えば、
「ごっつい歳とったなぁ・・・。お互い」
まっ、歳をとるのはしかたがないとして・・・。
何年も同じ企業(団体)に入社する新入社員を見ていると「その企業(団体)
らしさ」がわかる。なんとなくではなく「はっきりと」わかる。
相手は新入社員。まだそこで働いてないのにも関わらず・・・。
公開研修で100人以上の参加者がいて、名札も付けていない状態でも
「この子って、あの会社っぽいな」
「この子あの会社の雰囲気」
と醸し出す雰囲気で感じることもあれば、
「この態度の悪い子はきっとあの会社やろな」
「この受講姿勢のよさはあの会社に違いない」
と受講態度で感じることもある。
ほぼ間違いなくその通り
これが中村の特殊能力によるものなら自慢できる
もしそうなら、今頃この仕事ではなく、別の仕事で注目を浴びているはず・・・。
しか~し
残念ながらそうではない
この「なんとなくあの会社っぽい」が企業風土。
同じようなタイプを好み、同じようなタイプに好まれる。
ごまかしようのない企業の人材に対する価値観、ひいてはコツコツと積み重
ねてきた「教育」の結果がここに凝縮される。
少なくても私にはそう映る。
だからこそ、言いたい。
企業(団体)で働くということは、「自分=会社」
自分のだらしない態度=会社がだらしない
自分のきちんとした行動=きちんとした会社
少なくともその「責任の重さ」を感じて自覚を持って行動しよう