プロ意識
中村です。
以前のブログにも取り上げたネイルサロンの話し。
※興味のある方は「2人のオーナー」2015年7月7日投稿分を読
んでみて~
このサロンのオーナー31歳。若くして三田と天満橋に2店舗展開
しているだけあってやり手。プロ意識が高いので、話していて勉強
になることも多い。
先日、お客様視点に関してこんな話をした。
~~~以下、オーナーの話し~~~
どのサロンに通うか?選択肢がいくらでもある時代だからこそ「どこ
までお客様目線で考えることができるか」そのレベルが問
われる
だ・か・ら
少なくとも、自分(オーナー)が客だったら、「これが気になる」「これ
はイヤ」と思うことは徹底的に排除する。スタッフに指摘し、何度で
もやり直しさせる。何時間でも話をする。説明する。
自分のネイルやマツエクは正規の料金払ってスタッフにやってもら
いチェックは小姑みたいに細かくする。歩き方や物音
まで指摘の対象・・・
※(中村の心の中の声)どうりでここのサロンのスタッフは立ち居振
る 舞いに気になるところがない。掃除も行き届いていて気持ちが
いい。だからと言って、極端なピリピリ感があるわけでも敷居が高
いわけでもない。オーナーがいても軽~い話題で盛り上がれる。
だって
「こんなもんでいいっか・・・」と妥協して、一人のお客様に
「こんなもんか」
「このレベルならどこに行っても一緒だな」
と思われたら、10人に思われるし、50人に思われる。
妥協した時点で終わり
さらに、
説明が丁寧当たり前
技術力が高い当たり前
色々な美容の情報を教えてくれた当たり前
だって、お客様は料金払ってるんだから当然それらは料金に含まれ
ている。
※(中村の心の声)確かに他サロンに比べて料金は安くない
当たり前を上回る『何か』
思いもよらない『何か』
この『何か』をつきつめて考えないとサロンの存在価値がない
~~~ここまでの話し、とっても共感できた~~~
この話を聞きながら、以前に美容サロンの店長研修で話した内容を
思い出した
お客様にとってのスタッフの位置づけは4ランク
◇あなたはイヤ(できれば他のスタッフ)がいい・・・NGレベル
◇あなたでいい・・・妥協レベル
◇あなたがいい・・・BEST ONEレベル
◇あなたじゃないとイヤ・・・ONLY ONEレベル
ONLY ONEレベルの接客を目指そう
という内容。
BEST ONEレベルとONLY ONEレベルの差って???
「技術力がある」「感じの良い接客ができる」「プロとして尊敬できる」
「自分と波長があう」はBEST ONEレベルにもある
共通のゴールを持っていることだと私は思う。
「なりたい自分」「なりたいイメージ」このゴールを共有しているから
こそ、場当たり的ではない提案ができる。ブレそうになるお客様に
ダメ出しができる。その時はムッとしても、結果として「言ってくれて
ありがとう」につながる。
そんなことを言えるのはONLY ONEならでは
ウチ(アイプラス)の仕事も一緒。
いい人材を採用したい。いい人材に育てたい。クライアントである
中小企業のトップとその想い(=共通のゴール=ビジョン)を共有
しているからこそ、他社にないアドバイスや提案ができる。ブレそう
になるトップに苦言を呈することができる。
はず。
ゴール(ビジョン)の共有は、しなければならないと思ってするもの
ではない。共有したいとお互いに思えることが大切。
クライアントからゴールを共有したいと思われるために、
まずは誠実な対応
そして、確実に成果を上げる仕事をし続ける・・・
その延長上にある、信頼関係をいかに構築していくかがポイント
恋愛も同じ。結婚生活も同じ。
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