今年も自社主催の内定者研修で大切なクライアントで働くことを決めたたくさんの女子学生と出会った。「素直な子」「笑顔の素敵な子]「女性らしい気遣いのできる子」「頭はいいが小生意気な子」などなど。さまざまなタイプがいる。
こんな仕事をしていながら、私は大勢の人の前で話をするのはあまり好きではない。心配性だし恥ずかしがりだし・・・。だからいまだに研修を担当する日はちょっと気持ちが落ち着かない。よって、たとえそのプログラムが何度も何度も繰り返し行って完全にこなれたものであったとしても、早めに起きて、90分ほどかけてゆっくりとイメージトレーニングをしないと落ち着いて受講者の前に立てない。
それでも、講師を17年近く続けてこられたのはなぜか?
それは、「仕事」だから。というのが一番。
仕事である以上、これは好き(な仕事だからやる)!これは嫌い(な仕事だからやらない)!!なんてあり得ない。請け負った仕事は「精一杯おこなって喜んでもらう」のは当たり前。
でも、ただ「仕事だから」だけではない「何か」がある。その「何か」の大きな一つが、前述の女子学生達、厳密に言えば学生だけではない。学生を含む社会に出ようとしている、あるいは出たばかりの若い女性達全般。
その中でも、特に「そこそこのレベルの大学を出て」「そこそこ積極的で」「ちょっと小生意気で鼻っ柱の強い」女性達・・・。彼女たちに伝えたいメッセージがあるから。それを伝えるために続けてきたように思う。
そこには、20数年前のいけてない自分、いけてないことに気づいていない自分、いや気づこうともしない自分 がいる。
次回に続く・・・