「仕事をしていてよかったなと思う時はどんな時ですか?」
自社の説明会で出席の学生からよく受ける質問の一つです。
その時、「かっこよく言えば『人が成長する瞬間に立ち会える』ことかな・・・」てなニュアンスの返答をしますが、今回はその例をひとつ。
昨年から東北にあるメーカーのリーダークラス社員の活性化に取り組んできました。
きっかけは、私の講演を社長が聴いてくれたこと。経営者対象のその講演で私は、
「中小企業で会社の雰囲気の悪い会社は間違いなくみなさん方(社長)に問題ありますよ!」
「裸の王様になってるんと違いますか???」 ⇒うちに限ってと思ってません??
「おねえちゃんとこでお酒飲むひまあるならもっと社員としゃべったほうがええですよ!!!」
等など言いたい放題。その講演終了後、
「ひょっとしたら、今日の話はウチの会社にも当てはまるかも・・・」
と声をかけに来られたのがきっかけでした。まずは実際どうなのかみてみましょうということで社員のヒアリングを実施したところ
「上下左右のコミュニケーションが滞ってバラバラ状態」
「『最終的には社長がなんでもやってくれるから、自分たちは言われたことだけやっておけばええや・・・・』という気持ちが社員の間に蔓延している」
ことがわかりました。「うちの社員は言われたことしかやらない」というのが社長の不満。でもそうさせている大きな要因は社長自身にあったのです。
そこで、社員の自主的な行動を促進する「リーダーによる職場活性化プロジェクト」をスタートしたのでした。
(続く・・・)
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