ずいぶんご無沙汰してしまいました、辛島です。
先週の木曜日、ベトナムに単身赴任していた父が帰国した
ベトナムで暮らし始めたのは約9年前。
勤めていた会社は靴下メーカーで、ベトナムに工場を出すことになり
その監督役として単身ベトナムに住むことになった。
一年ほど日本に戻っていた時もあったが、それ以外は年に1~2回だけの帰国。
現地には父以外に日本人がいなかったので「何気ない会話」もできない。
この9年間に母から何度か「お父さんの様子がおかしい」と聞いては心配し、
一度は会社を休ませてもらって母と急いでベトナムに向い、とりあえず元気な様子を
確認して一安心なんてこともあった。
そんな父の帰国。
土曜の夜、さっそく会いに実家に帰った。
地元の最寄り駅に車で迎えに来てくれたのは父だ。
助手席のドアを開けると「ヘーーイ」と求められたハイタッチ(笑)
「よかった、元気そう」と思いながら返す娘。
まだ帰ってきて数日なので、今はテレビを見たり荷物をほどいたり、
ゆっくりしているという。
「ベトナムにいる間に大きな病気したらどうしよう・・・」などの心配もなくなり、
なんだか私もほっとしながら話した。
これからのことは何にもまだ決まってはいないけれど、ひとまず家族が元気で
良かった良かった。
なにかあったら力になれるよう、もっと力を付けなあかん
改めてそんな気持ちにもなった。
大学生の時に「ベトナムに行く」と聞いたのだが、その時は「あ、そうなんだ」くらいにしか思わなかった。
50歳を過ぎて初めて海外に住み、言葉もわからない土地で一人で暮らし、
仕事をしていくということがいかに大変かが、今ならあの時よりは想像できる。
自分で決断したこととはいえ、大変だっただろう。
お父さんお疲れ様です。
これからはちょくちょく会いましょう。