元職場の後輩ハンドメイドアクセサリー作家のnakkaちゃんと、久しぶりにサシ飲みの予定で、ワインビストロ「diretto(ディレット)」に2人で向かっている途中に、・・・・・オットから電話があり、たまたま近くにいるらしい。
「じゃ、ご主人も合流されますか。」と、nakkaちゃんが声をかけてくれたので、なぜか3人で飲むことに。
direttoのお品の良いフードやワインは、大食らい&大酒飲みのオットにはちょっともったいない気もするが・・・・・とりあえず分けてやるか。
最初に黒キャベツのブルスケッタ。
黒キャベツってなに???と聞いたら、シェフが見せてくれました。結球していないキャベツなんですって。こんなの↓
これ、キャベツなの???ヘぇ~、プロがキャベツって言うんだから、キャベツでしょうよ。
で、出来上がったブルスケッタがこちら↓パンは、いつもドリアンのパンですよーーー。
土台のパンをグリルパンでじっくり両面焼いて、キャベツ茹でて、塩ふって、オリーブオイルを回しかけるだけなんだけど、シェフの料理は、なんでこんなにうまいんだぁーーーと思う。
「トリッパ食べましょうよ、トリッパ」とnakkaちゃんの熱烈リクエストに、私も異存なし。
出てきた皿を見てオットが「えっ、これがトリッパ???これって、ホルモンの蜂の巣じゃん???」・・・・とボソっとつぶやいてた。日本語ではそうも言う。臓物系を焼肉屋でしか見たことないオジサンなので、イタリア語にはうといみたい・・・・・
これも美味しかったなぁ。ほっこり煮込まれた白インゲン豆との調和が最高。
牛テールのラグーのスパゲッテイ。お肉ホロホロで、パスタはもちもち。このパスタを食べずに、direttoを出て行くなんてことは、私には出来ないわ。
西条酒まつりでもビールを飲むオットは、ワインビストロでも、やっぱりビールを頼む・・・・・が、direttoには生ビールは無い。
そこで出てきたのがスコットランドの瓶ビール「BREWDOG PUNK IPA」(ブリュードッグ パンク アイピーエー)
空輸好きのシェフが、見込んだこのビール。ひとくち飲んで、その個性にぶっ飛びました。
お酒についての情報の疎いおバカ舌のワタクシでも、ひと口でわかる大量のホップ。なのに苦みは無く、圧倒的な爽快感。植物にも柑橘にも通じるアロマのような味わいでした。枯れ草のようだったし、グレープフルーツのようでもあった。
長年サラリーマンをやっているので「とりあえずビール」というのは身についているのですが、"とりあえず"では飲めないビールに、ワインビストロで出逢いました。