オットとサロンシネマで上映中の「この世界の片隅に」を見に行きました。休日なので特に観客が多く、満席でした。根強い人気のほどがわかります。
(画像は映画com.より)
夏は、ギャラリー草さんで開催された、このアニメ映画の原画展ものぞいたし、広島や呉が舞台だし、戦争を知らない世代ですが、これは見ておかなければいけない。
戦争を知る世代を親にもつ私たち世代が、後世につながなくっちゃ、と思いました。
オットは、オープニングで「悲しくてやりきれない」の歌声が流れると、途端に涙ぐんでました。そうオットだけ(爆)
「えっ、もう???なんで???」
映画では、ことりんごが歌ってましたが、もともとは60年代の加藤 和彦の歌。懐かしすぎて、映画とは直接関係ないところで、まずは泣けたそうです。
戦時中でも、ふつうの暮らしを続ける一家の様子がほほえましく、笑いも出るようなシーンから、戦況が悪化して爆撃の激しさは、こんなだったの、と胸を衝くものがあります。
呉市に住んでいた方なら、なおさらでしょう。
制作費の不足をクラウドファンディングで投資を募ったんですよね。この作品を完成させてほしいと願った人の思いが積み重なってるんですね。
この映画、出来るだけ多くの若い人達に見てもらいたいな。
呉の映画館でこの映画を観るというのが、アニメファンの間で流行ってるとか。それで呉の街が賑わうと、なおよし。