Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

アートなフレンチにうっとり(後編)~冬の京都日帰り⑤~

2017-02-07 | 旅のあれこれ

広島ブログ

ナイフとフォークだけで、和食の聖地 京都を食べまわる女2人(nakkaちゃんとワタクシ)の宇宙的フレンチ探訪 後編です。


まだまだ前菜が続きます。宇宙から、一転お花畑系へイメージチェンジしました。これが目の前に置かれたら「きゃあ~」と声をあげずにいられましょうか。そりゃあ、あげるよね、一応女子だもの。
この料理名は「ずわい蟹2013 キャビア・はしじみ・柑橘」
「えっ・・・と、ずわい蟹どこ???」・・・蟹は薄くスライスされた蕪の中に。
水玉の点々のひとつずつが、ソース。
白い点々は、はしばみ、黒い粒々はキャビア。オレンジ色の点々は、柑橘。
なんでもかんでも、小っちゃいったら。エノキ茸の頭だけ、とかエディブルフラワーの花びら一枚だけ、とか。こりゃ、太っとい指だと、並べられないね。

前菜の最後のひと皿は「シェフのお友達の作家に焼いていただいた抹茶茶碗でお出しいたします。」と、うやうやしく出てまいりました。「甘海老・ブイヨン・ラヴィォリ」
海老アレルギーのnakkaちゃんには、ハマグリでご用意いただきました。
海老もハマグリも、素材の味がぎゅぎゅう~と詰まったブイヨンで、めちゃウマでした。

さて、ようやっとメインです。
まずはお魚「甘鯛 プレミアエッセンス 2010」という料理名。

松笠状のウロコがパリパリ。どうやったら、ウロコだけこんなに香ばしく焼き上げれるんだろう。ま、秘訣を知ったところで、自分じゃ再現しませんが・・・いえ、出来ませんが。

お肉のメイン。「京都姫牛 霜降り背肉 100分低温グリヤード 軽いジュ」
100分間じぃ~と低温で火入れし続けた結果、こんな美しいピンク色のお肉になりましたとさ。

さて、スイーツ好きに朗報です。デザートは2品。
デザートひと皿め「マドンナオレンジ 極薄タルト/ピスタチオ 柑橘胡椒」
これ最高においしかったです。数ミリの薄さの中に、クリームやナッツや柑橘やらで多重層になってた!!なんたる凄ワザ。

デザート2皿めは「ショコラ ノワール フォンダン/グリオツトチェリー ヴァニラ」
壊すのが惜しいような美しいチョコ細工の下に、濃厚なフォンダンショコラ。濃厚過ぎて、お子さま舌のワタクシは、鼻血ブーになるかと思った。

デザートが終わったら、いよいよコーヒーと小菓子。
コーヒーについている小菓子が、なんとも気前良くって!!こ~んなにある。6種類も出してくれて、もう小菓子の域を超えてるじゃろーーー。

・・・って、興奮して前のめりとなったら、ガッシャーン!!

はい、ご想像通り。ワタクシったら、とんだ粗相を。コーヒー、ひっくり返してもうた。
ビシッと糊のきいた真っ白いテーブルクロスに、大きな黒いシミを作り、お店のひざ掛けにもたっぷりとコーヒーを吸わせて、自分の洋服は無傷だったというトンデモ無いお客です。

そこは、コース料金のほかに、別途サービス料金をいただくお店だけあって、すぐに新しいコーヒーを用意してくれたし、クリーニング代金も請求されず。
メチャメチャ恐縮して、謝り倒しましたけど。
シェフやフロア係の方がお見送りしてくださる中、ペコペコお辞儀しつつ、立ち去るしかなかった粗粗忽もの・・・・。

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