曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

無事 帰宅しました。

2014年10月08日 | 冠婚葬祭

急死した従兄弟のお嫁さんのお葬式に行ってきました。

ほとんど旅行も遠出をした事もない私が、一人で、4回の乗り換えで行くというので、弟やムスコが心配して、あれこれこう行けああ行け、何回も乗り換えは大変だから、とりあえず、2回目の乗り換えて、あとは、タクシーで行けと。

良いか~東京駅で、奥の奥の奥のホームまで行け。

間違っても特急に乗っちまうなよ。等々。

乗り換え乗り継ぎのデータをメールで送ってくれたり、前日から出ている弟も朝から何度もメールをくれて、でも、当の本人は、しっかり4回乗り換えクリア(*^^)v(*^^)v

しかし、歩くは階段は多いは、都会は大変だわ。

そして、お葬式も火葬場でも、静岡だの、信州の片田舎とは、また違ったなんつうか…。時間でばっさりがねえ…。

なくなる前日まで勤めに行き、夜中に強い腹痛で救急車を呼んだのですが、自分で(夫が送って)自家用車で行くように言われて、長時間待たされ、その間に親族を呼んでくれと、本人が言ったそうです。結局親族が駆けつける間もなく亡くなってしまい、ご両親や兄弟、そして夫である従兄弟の悲しみは見ていても本当に辛いものでした。

そして、葬儀場でも、とにかくせかされて充分なお別れも(もちろん、お別れは尽きないものですが)できないまま、引き裂かれるように荼毘に。

火力も強いらしく、なんだか、あっという間にと言う感じでしたよ。

それにしても、せかされるもの仕方ないのかもという、火葬場の状況で、あんなに霊柩車が並んでいるのは見たことがありません。

若いし、ずっと地元に暮らして、勤めもすぐ近くで地元の人に愛されていた彼女には本当に大勢の人が、葬儀にくてくれたのに、さっさ入れかわれって感じでして、火葬場へのバスに乗るのも、駆け足…。彼女のご両親は歩くのが不自由なので、どうしても最後になってしまうので、本当にお気の毒でした。

Gオさんや、伯父さんたちは本当に丁寧に送ってあげられたんだなと、今さらながら、充分に別れの時が持てたことがありがたく思えました。

そして、私と同い年の従兄弟が、まるで、おじいさんのようになってしまったのが、悲しいです。

昨日からは、ガランドウになってしまった部屋に帰り、がらんどうの心を抱えたまま過ごす、従兄弟が心配です。

そして、誰にでも訪れる死は、どんな形でも悲しい。

だから、精一杯生きなくてはいけない。亡くなった彼女のように。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする