Wの母と、どたばた、ショッピングの旅へ

始めは、実家母Yこさんの靴の引き取りだけで、Yこさんの付き添いのみのはずが、ついつい、オット母Bこさんも一緒に行く？なんぞ誘って、おもいっきり墓穴を掘った私でごぜえますだ。

なんつうか、まあ、もともとYこさんとBこさんは、旅行にも一緒に行く仲だったので、元気なら、2人で楽しくも、ついこの間までしていたんだよな。

つうか、一人でさっさ、行けてたんだけど、2人ともねえ…。

Yこさんは両脚、だけど、最近じゃあ、歩行はBこさんよりもよほどしっかりしているんだけど、認知の方がね…、非常に怪しい。迷子いや、迷ババになること必須。

Bこさんは、最近は頭脳明晰なれど、歩行は退化の一途…。

つまり、2人とも、常に付き添わないとなんですな。

やはり、勝手に動いたり、お金の勘定が怪しげなYこさんの方が困りものでしたわ。

Bこさんの買い物が待ってられないんですな。

待っていられないので、近くのお店で、ほら、こんなのがあるよ、と誘うも、文字通り知らん顔。そのウチ、ふいっといなくなってしまって、お～～い、Bこさん連れてじゃ、追いつけないじゃないかあ～～。

と、そのウチ戻ってきて、「これ」「これにする」って他の店だからあ～～。あわてて、そのお会計に。お～～い、座ってててよ～～。

相変わらず、箱とかいらないから、これに詰めてと、ずたぶくろに入れろと、店員さんに。では、箱は止めて、袋だけに…と言いかけているのをひったくり、中身だけ詰め込んじまうんだな。

う～～む、先日は会計前にそれをやって、自分の袋に入れてからレジに向かうと言う荒業やってくれたからな。目が離せない。それに、思ったら、一直線！

かと思うと、Bこさんの用事で待たせようとすると、十時の通路の真ん中で仁王立ち。

何気にお店の人も、こちらにどうぞと椅子をすすめられるのに、断固そこから動かない。思いっきりお邪魔な位置。

せめて、少し端の方に動いてくれればいいんだけれど、そう言ったら、、目がつりあがっちまった。

その点、Bこさん、動きは亀なれど、ちゃんと、まってられるし、会計もバッチリだし、ちゃんと自分の買い物で、必要なものは、揃えてあってすぐ対応できるようにしてあった。

片や……、いや、もう言うまい。

Bこさんが、よしこさんに甘いものを食べさせたいと言ってくれて、甘味どころで、久しぶりにあんみつをご馳走になりました～～。

終わってみれば、案外、どたばたも楽しくて、初めてのWばあばとの、ショッピング（？）の後、達成感というか、高揚感というか、けっこうになりました。

曲がり角で 迷いながら