家に引きこもったまま何十年経ち、8050問題が取り上げられるようになりましたが、いまや、普通に9060になってきました。私の身の周りにも何件かそのような事例があり、先日は同級生男子が警察沙汰になって、先日の猟銃で母親の担当医師を殺害してしまった事件を思い出してしまいました。猟銃事件の66才の場合はどうだったかわかりませんが、うちの近くに3件続いて引きこもり男性(いづれも60代)がいる小路がありまして、引きこもり小路と呼ばれております。
親戚にも1件、こちらはもう70近くになる女性ですが、篭もってはいませんでしたが学校は不登校のまま、就職も出来ず95才の認知症の母親の年金と、父親の遺産で暮らしている人がいます。
彼、彼女たちはもう年金が受給される年齢ですが、きちんとそちらも支払っていたのかどうか不明ですし、引きこもり小路の男子たちは本当に引きこもったままで姿を見ることがないそうで、民生委員の人も困っているそうです。つい先日暴れて警察沙汰になったのも、民生委員の人がやって来た時だったそうで、猟銃事件後だったため、かなりの騒動になりました。
親は、もう90代も半ばですので、引きこもり小路3男子も親戚のパラサイトの女性も、親の介護が必要な時になっていると思いますが、(中には寝たきりの方もいて、親を頼って生きているパラサイトの事を寝たきり世帯主、寝たきりパラサイトと呼ぶそうです。)親に面倒を見てもらい続けて60年以上ですから、親が亡くなってしまったらパニックになるのもわからなくはない。
一緒の家にいながら自分は2階で生活していたので、3か月間、母親が死亡していることに気が付かなかったと言う60代男性…。引きこもっていた人だとしても、食料などどうしていたのか?買い物ぐらい行っているなら玄関を出るわけですから、気が付かないわけないですし、もしも食べ物を運んでもらっていたんだったら、自分も飢えてしまうので、母親を探すぐらいはしたはずですよね。1階と2階で完全に別々に自立して、顔を合わせないで生活していたとしても、気が付かないと言うのはおかしいですよね。
今年金をもらえるのが60歳から65才に上がった過渡期であることとも関係があるような気がします。普通に健康で、仕事ができるなら(あるなら)いいですが、60歳から再雇用されても給料がかなり下がってしまったり、仕事量も今までの半分しかもらえないと、精神的にもかなり_| ̄|○来てしまいます。年金受給年齢を引き上げる前に、完全に定年を65歳にしなくてはいけないとか、70歳までは希望すれば再雇用しなくてはいけないとかしないと、年金が少ないのを承知で年金を受け取るしかすべがない、70歳まで年金受給を延長して年金を増やすなんてとんでもない人が多数(大部分)になってしまいますよね。と言うか、現実そうなってますよね。
引きこもり小路はすぐ近くなので、色々気がもめるよし子がお送りしました~~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます