岩古谷山に紅葉を期待して登りました。(11月5日)
今日は、妻が設楽町田口の実家に用事があり送った後、近くの岩古谷山799mに登りました。
午後からでしたので、堤石峠から堤石トンネルに時計回りで周回、3時間弱ほどで回れました。
国道473号、設楽町和市から見た岩古谷山、真ん中が山頂です。
和市集落登山口、東海自然歩道になっており整備された山道が付けられています。
堤石峠までは、十三曲がりという杉林の中のジクザグの道を登っていきます。
夏の湿った時期は、ヤマヒルがいますので十分注意してくださいね。
堤石峠からは、広葉樹の気持ち良い林になり尾根を進んでいきます。
昔は、堤石トンネルが掘られる前まで、黒倉・平山地区の方はこの峠を通って田口に出ていたそうです。
今現在の広葉樹の紅葉状況、11月中旬ごろに色づきそうです。
しばらく登ると急な階段が出てきて、この山の核心部に入ります。
岩古谷山の東の岩壁が出てきました。高度差60mほどのほぼ直の壁です。
この壁は、南側東側とも切り立っていますので、整備される前は登れなかった
のではないでしょうか。今日出会った岩古谷城の詳しい方によると戦国時代には
新しい岩古谷トンネルが通っている尾根を登っていたようです。
ここが東の岩壁の切り立った東側、この桟道は岩にアンカーで取り付けられています。
通路の桟木の下は、真直に落ちています。
桟道からは、北東に大鈴山1011.9mとドーム状の平山明神山950mが見えています。
手前から見えている、いくつもの峰を堤石峠から平山明神山方面に登るコースも
厳しいコースですが楽しいですよ。
山頂手前の展望岩場に出ました。南東に三ツ瀬明神山1016.3mが目立ちます。
眼下に見える集落は、設楽町神田地区
北東から奥三河の山並みを紹介
ドーム状の平山明神山950m
(正式名は明神山ですが、三瀬の明神山と分けるために、こう呼ばれています。)
中央の臼状の山、御殿山789.6m
一番遠くに静岡県浜松市天竜区佐久間町の竜頭山1352.1m
駐車場から1時間ほどで岩古谷山山頂799mに到着
平日の午後とあって誰もいませんでした。遠くに三ツ瀬明神山が良く見えます。
山頂からも三ツ瀬明神山が一番目に付きます。
三ツ瀬明神山1016.3m、左が山頂です。格好良い双耳峰ですね。
南西には、宇連山929.7m
山頂西に展望の良い岩場があります、こちらが一番高い場所になります。
右中央は、設楽町田口地区、妻の実家がある所です。
岩場から見た西方、東海自然歩道が鞍掛山~宇連山に続いています。
北側には、鹿島山912mと大鈴山1011.9m
この階段を降りると鞍掛山へ続く東海自然歩道、ここも20mほどの垂直の岩壁です。
下山は、堤石トンネルに降ります。こちらも急な道が続きます。
下に登ってきた和市集落が見えます。
急な岩場には、鎖が設置されています。こんな箇所が苦手な方は巻道があります。
今回、やっと見つけた山野草、リュウノウギク
このコースには、岩に絡みついたこんな木々があります。
根っこの凄いこと。岩に食い込んでいます。
紅葉は、少しでしたがお手軽登山でした。
妻の実家に行ったついでに紅葉を期待して行きましたが、まだ少し早かったかな。