近場に散歩(11月12日)
午前中に家から北東方面に散歩
住んでいる家は住宅街の真ん中ですが、少し歩くと田園地帯に出て散歩には最適です。
豊川支川田町川沿いを雁峰連峰に向かって歩いていきます。
国道151号の下を通ります。
田町川沿いは、春には桜が咲く田圃道
流れている水も綺麗ですが、雁峰連峰は花崗岩で成り立っており、風化した真砂土が堆積しています。
特に、新東名高速道路建設時は工事の影響で満砂になり溢れそうになった事もありました。
ネクスコ中日本の怠慢です。
見えてきた雁峰連峰は、600mほどの山並みが続き、雁峰山という名の付けられた山はありません。
便宜上、徳定雁峰665.9m、片山雁峰665.9m、須長雁峰628.2mとも呼ばれています。
なお、「こんなに楽しい愛知の100山」では、須長雁峰が雁峰山628.2mと紹介されています。
11月8日に登った風切山の峻嶺な峰がずっと見えている。
南西には、豊橋市との境の吉祥山
新城市との間の平野にどっかりとそびえる。
主要地方道豊川新城線を東に歩いていきます。
この道は、国道151号の北に平行に走っており、151号に比べ信号、人家なども少なく走りやすいので地元の方は良く利用する路線です。
ただし、雁峰連峰の真下ですので、夜間に通行すると鹿などが横断して事故が起きています。
通られる方は、十分注意して下さいね。
西方には、東三河の主峰、本宮山
冬になり雪が降りそうなときは、私はこの山に雪が付いているかで奥三河の積雪が推測できます。
県道を外れて目の前のこんもりした森に向かいます。
豊川用水西部幹線を通ります。
この用水路は、主に豊川市・蒲郡市に豊川の水を送っています。
ヤクシソウ
新城市中心街は、北は雁峰連峰、南は弓張山地に囲まれた盆地地形ですので、周りはすべて山です。
平井神社に到着です。
天正3年(1575)、長篠設楽原の戦いの時、織田信長が旗本陣として「信長ここにあり」と幟旗や旗指物を林立させた所
本陣は、この神社のすぐ東にあったそうですが、今は碑のみがあるそうです。
とにかく、織田信長公が来たのは間違いありません。お宝などはないでしょうか?
「織田信長旗本陣跡」と刻まれた石碑
新城市平井地区から見た本宮山
農家の前に柿の実が採らずにあります。このままヒヨドリなどのご馳走になりそうです。
新城市平井地区から見た船着山と風切山
この船着山の真下の豊川河畔まで船運があって、山にその名が付けられています。
弓張山地の最北近くの山並み、綺麗な山が見えていますが、残念ながら植林されており展望はほとんどありません。
小1時間ほどの散歩、本宮山を見ながら帰ります。
菜の花が植えられています。新年になれば花が咲きだすでしょう。
天気の良い午前中に家の近くの田舎風景の中、散歩でした。