八ヶ岳、編笠山に登りました。その1(8月10日)4回で紹介予定
山友人から観音平にエゾスズランを見に行きませんか?とお誘いがありました。
エゾスズラン??初めは栽培品種のスズランを想像してしまいました。
調べると野生のランのようです、見たことはもちろん聞いた事のないラン、行きましょう。
今回は、エゾスズラン散策という事で当初の計画では、観音平から花が咲いている付近までの散策でしたので
新東名高速道路、新城ICを6時20分出発と遅め、新東名高速道路・中部横断自動車道・中央高速道路経由で
小淵沢ICまで走り観音平に9時頃に到着、我が家からですとこのルートが一番早いようです。
歩行距離L=10.8km
観音平9:13-雲海10:13-押手川11:00-編笠山山頂12:36-青年小屋13:32-押手川15:00-雲海15:30-観音平16:20
周回7時間ほど。
9時に観音平に着くと下の駐車場はほぼ満車、1台分スペースがあったので駐車
最盛期は、2箇所の駐車場は朝には満車となり、道路脇に多くの車が駐車するようです。
八ヶ岳には多くの登山口があります。ここ観音平は標高1520mほどあり編笠山・権現岳などに登るのに一番近い場所
少し蒸し暑いですが、日陰の森の中を歩いていきます。
入口付近の草地にはフウロが目立ちます。
これはタチフウロでしょうか?
セリ科
こんな針葉樹の森を歩きます。
同行者がお目当てのエゾスズランを探しながら、ゆっくりと登っていきます。
登り始め笹の中には、濃いピンク色のミヤマママコナが目立ちます。
ミヤマモジズリ
ヒメスギカミキリ
シャジンかツリガネニンジン
雲海地点近くになり、笹の中で同行者のぴーちゃんがお目当てのエゾスズランを発見
先週の情報で花が良かったようですが、この付近は花の終わりでした。
イタドリ
不明です。
1時間ほどで雲海展望地に到着、雲がなければ富士山が見られるようですが・・・
一汗拭き休憩
マルバダケブキ
そしてやっと咲いていたエゾスズラン
カキランと同じような花を付けています。
色は見ての通り、地味な色で笹の中にあるので注意して探さないと見つけることが難しい。
ハリギリ、春の新芽は山菜として人気があるようです。
標高が高くなると見頃のエゾスズランが出てきます。
ホタルブクロ
キバナノヤマオダマキ
シャクジョウソウ
1時間45分ほどで押手川という山頂と青年小屋への分岐点に到着
ここでぴーちゃんは花を探しながら青年小屋方面に
私は、まだ登ったことのない編笠山山頂に向かいます。その後、青年小屋で待ち合わせです。
この付近からシナノオトギリが目立ちます。
山頂へは、真っ直ぐ登っていきます。コースタイムは1時間45分と書かれています。
登り始めると急登に汗が吹き出し、息も上がります。
足元には、ゴゼンタチバナの花後があります。花の残ったものがないか探してきます。
途中からは、押手川で出会った浜松市からのグループの方と登っていきました。
標高が2400m付近に来ると西方に展望が効きますが、残念ながら南アルプスなどは雲の中
周りはハクサンシャクナゲが多くあります。花の季節は見事でしょう。
遠く入笠山付近が見えます。
このルートに唯一ある梯子
山頂まで、こんな感じの急な道が続きます。
皆さんも息が切れて、休み休み登っていきます。
観音平から雲海、押手川を通り編笠山山頂に向かっての急な道を登っていきます。
聞いてはいましたが、山頂直下は苦しい時間。