本屋で何気なく手に取った「くじけないで」という詩集。
1911年生まれ、今年98歳になるという(!)柴田トヨさんが書いた詩集だ。
90歳を過ぎて詩を書き始めたという、その経歴にも驚嘆するが、さらに中身を読むと静かに静かに感動が湧いてくる。
もう20年くらいも1人暮らしをしていて、もちろんヘルパーさんやお医者さんや、回りの人たちに支えられているのではあるが、その感受性の瑞々しさ!
言葉の向こうに、沢山の思い出がキラキラと輝いている。
映画のワンシーンを観るように、ひとつひとつの詩に映像が立ち上がる。
なにより90歳になっても、人はなにか新しいことをはじめられるのだと、勇気をもらった気分。
ーだからどんなにひとりぽっちでさみしくても考えるようにしています。「人生、いつだってこれから。だれにも必ず朝はやってくる」ってーという一文には心を打たれる。
誰でも歳は取るけど、決して誰もが同じように歳取るわけじゃないんだね。
(98歳のトヨさんは、とっても美しいお顔をしていらっしゃる!)
柴田トヨ「くじけないで」飛鳥新社 952円+税
オススメです。
1911年生まれ、今年98歳になるという(!)柴田トヨさんが書いた詩集だ。
90歳を過ぎて詩を書き始めたという、その経歴にも驚嘆するが、さらに中身を読むと静かに静かに感動が湧いてくる。
もう20年くらいも1人暮らしをしていて、もちろんヘルパーさんやお医者さんや、回りの人たちに支えられているのではあるが、その感受性の瑞々しさ!
言葉の向こうに、沢山の思い出がキラキラと輝いている。
映画のワンシーンを観るように、ひとつひとつの詩に映像が立ち上がる。
なにより90歳になっても、人はなにか新しいことをはじめられるのだと、勇気をもらった気分。
ーだからどんなにひとりぽっちでさみしくても考えるようにしています。「人生、いつだってこれから。だれにも必ず朝はやってくる」ってーという一文には心を打たれる。
誰でも歳は取るけど、決して誰もが同じように歳取るわけじゃないんだね。
(98歳のトヨさんは、とっても美しいお顔をしていらっしゃる!)
柴田トヨ「くじけないで」飛鳥新社 952円+税
オススメです。