土曜日に、中国から来日中の陳斌、張東武両老師による陳式太極拳の講習会に参加。早朝の新幹線に乗るのは久しぶり。新しく広くなった新横浜駅にもビックリ!
会場は新大阪駅近く、というから時間を見計らって行ったのだが、地図が分かりにくいったら!
東口を出たところで分からなくなる。「これが新幹線で、あっちが在来線で、ここが交差してるから・・」と見れば見るほど????
ちょうどそこにいた警察官に地図を見せて「ここはどうやって行くのですか?」と尋ねたものの、一人は「?」。もう一人は「ここが東大阪で、これがここやから、もうすこしあっちやね」。
言われたとおりに歩きかけたが、どう見ても違うだろ~???結局自力で辿り着いたが、他にも「30分も迷っちゃった!」という人が何人も。。やっぱりな~。
会場となた場所はかなり古い建物で、狭い中庭には円形の、水飲み場があったりして、昔は幼稚園だったのかな~。なんか中国的な懐かしさのある施設でありました。
さて、今回の講習会は、いつも教えを受けている陳正雷老師の息子さん陳斌(Chen Bin)氏と、正雷老師の"室内弟子(日本でいう内弟子かな)"で古くからの高弟である張東武(Zhang Dongwu)氏によるもの。正雷老師は今回は来日されなかった。2007年に訪中した時、鄭州での練習には陳斌氏も指導に出てきていたし、張東武氏には、以前、槍の套路を習った時に、助手として細かく教えてもらったことがある(「1996年だ」という。中国の先生たちは年号をよく覚えているのだ。それに中国で歓迎会の食事などにもよく顔を見せていたし)。
2人とも元気な若手だから、講習会でもよく動くこと。講習会の最後には2人それぞれが表演までしてくれた。
受講者は、初級と中級とに分かれ、中級を担当したのが張東武老師。
新架では細かい手の動きなどがあり、その基本練習などを教わる。"手を使わずに、身体を緩めて、腰を使って操作する"ということを目のあたりにして、あらためて「松腰」とはどういうことかを知る。今まではっきりしていなかった套路の中の技の用法なども実際に技をかけて見せてくれて、「ほぉ~!」「へぇ~!」「なるほど~!」の連発。
張東武老師の動きは、まさに"腰の勁、丹田の力を使っての発勁"(!)それがはっきりと見える。
動きは、正しく陳正雷型。実直に陳正雷老師の指導の通りにやって、年月が経つうちに勁力がつき、功夫が高まり、って感じだ。力強いのだけど柔らかく滑らかで、どっしりと安定して、しかも軽やか。身体に纒わるように立ち上がり、手に伝わり、指先から迸り出るなにかが見える・・・これが勁なのかな。
多分、こうやってさらに練習して、毎日進化していって、そのうちに正雷先生のように中の動きや伝わりはほとんど見えない、(表面に見える)動きはとても自然に流れるように、というところに到達するんだろうな~。凄いなあ~。この段階を経なければ、その先には行けないよね~。
で、帰ってきてから、YOU CUBEで張東武老師の映像を発見!
陳式剣と単刀は、動きはいつも私たちがやってるのとまったく同じだが、雰囲気はま~~るで違う!
これに比べたら、私がやってる剣なんて、ぼろぼろに刃こぼれした錆びた武器だな。こういう柔らかくて優美な動きから見ると、まるで固くて強ばっていて、お話になりまっせん。強く反省!
YOU CUBEの老架一路の表演は、なぜか、バックに音楽隊がいて演奏している。生演奏付きだ。しっかし、演奏はまるで軍楽隊のようにブッカブッカドンドン、シンバルジャーン、妙にハイテンポで賑やかだ!まるで合わないように聞こえるけど、なんだこれは!でもね、表演は素晴らしい!これ見て、また一から出直しだ。
老架一路は http://www.youtube.com/watch?v=7uZ_bxgEv4o
剣は http://www.youtube.com/watch?v=L_E4Zi1aPj4
これは必見です!
会場は新大阪駅近く、というから時間を見計らって行ったのだが、地図が分かりにくいったら!
東口を出たところで分からなくなる。「これが新幹線で、あっちが在来線で、ここが交差してるから・・」と見れば見るほど????
ちょうどそこにいた警察官に地図を見せて「ここはどうやって行くのですか?」と尋ねたものの、一人は「?」。もう一人は「ここが東大阪で、これがここやから、もうすこしあっちやね」。
言われたとおりに歩きかけたが、どう見ても違うだろ~???結局自力で辿り着いたが、他にも「30分も迷っちゃった!」という人が何人も。。やっぱりな~。
会場となた場所はかなり古い建物で、狭い中庭には円形の、水飲み場があったりして、昔は幼稚園だったのかな~。なんか中国的な懐かしさのある施設でありました。
さて、今回の講習会は、いつも教えを受けている陳正雷老師の息子さん陳斌(Chen Bin)氏と、正雷老師の"室内弟子(日本でいう内弟子かな)"で古くからの高弟である張東武(Zhang Dongwu)氏によるもの。正雷老師は今回は来日されなかった。2007年に訪中した時、鄭州での練習には陳斌氏も指導に出てきていたし、張東武氏には、以前、槍の套路を習った時に、助手として細かく教えてもらったことがある(「1996年だ」という。中国の先生たちは年号をよく覚えているのだ。それに中国で歓迎会の食事などにもよく顔を見せていたし)。
2人とも元気な若手だから、講習会でもよく動くこと。講習会の最後には2人それぞれが表演までしてくれた。
受講者は、初級と中級とに分かれ、中級を担当したのが張東武老師。
新架では細かい手の動きなどがあり、その基本練習などを教わる。"手を使わずに、身体を緩めて、腰を使って操作する"ということを目のあたりにして、あらためて「松腰」とはどういうことかを知る。今まではっきりしていなかった套路の中の技の用法なども実際に技をかけて見せてくれて、「ほぉ~!」「へぇ~!」「なるほど~!」の連発。
張東武老師の動きは、まさに"腰の勁、丹田の力を使っての発勁"(!)それがはっきりと見える。
動きは、正しく陳正雷型。実直に陳正雷老師の指導の通りにやって、年月が経つうちに勁力がつき、功夫が高まり、って感じだ。力強いのだけど柔らかく滑らかで、どっしりと安定して、しかも軽やか。身体に纒わるように立ち上がり、手に伝わり、指先から迸り出るなにかが見える・・・これが勁なのかな。
多分、こうやってさらに練習して、毎日進化していって、そのうちに正雷先生のように中の動きや伝わりはほとんど見えない、(表面に見える)動きはとても自然に流れるように、というところに到達するんだろうな~。凄いなあ~。この段階を経なければ、その先には行けないよね~。
で、帰ってきてから、YOU CUBEで張東武老師の映像を発見!
陳式剣と単刀は、動きはいつも私たちがやってるのとまったく同じだが、雰囲気はま~~るで違う!
これに比べたら、私がやってる剣なんて、ぼろぼろに刃こぼれした錆びた武器だな。こういう柔らかくて優美な動きから見ると、まるで固くて強ばっていて、お話になりまっせん。強く反省!
YOU CUBEの老架一路の表演は、なぜか、バックに音楽隊がいて演奏している。生演奏付きだ。しっかし、演奏はまるで軍楽隊のようにブッカブッカドンドン、シンバルジャーン、妙にハイテンポで賑やかだ!まるで合わないように聞こえるけど、なんだこれは!でもね、表演は素晴らしい!これ見て、また一から出直しだ。
老架一路は http://www.youtube.com/watch?v=7uZ_bxgEv4o
剣は http://www.youtube.com/watch?v=L_E4Zi1aPj4
これは必見です!