身体はあまり頑健ではない方なので、健康管理にはかなり気をつかっている。特に健康食品や薬品は、宣伝文句につられてつい手を出してしまうが、残念なことに長続きしたことはない。
その理由は1~2週間で効果が出るはずがないのに、つい即効性を期待するためである。また、その食品(薬品)が自分の体質に合っているかよく分からないという不安もその一因だ。
ずっと以前、健康管理の本を読んでいたら、連続して服用したときに自分の体質に合うかどうかを判断する目安が載っていた。メモしていたので紹介しておこう。
1 通じがよくなる
2 小便の出が良くなる
3 体が温まる感じがする
4 なんとなく気分が良い(免疫力が高まっている証拠だそうだ)
以上の4点だった。個人差があるかもしれないが自分の経験では、これはかなり当てはまった。
しかし、健康食品よりも効果をより自覚したのはやはり定期的な運動だった。近くの公立の施設で約3ヶ月間続けたところ、先日の人間ドックでコレステロールが適正値に収まり、中性脂肪が激減したのには驚いた。
ただし、やり過ぎは逆効果なので自分の体力に応じてその辺の見極めが大切だ。中高年になると特にそうだが、これが意外と難しい。むしろ、やり過ぎよりもやり足りない方がよい。自分の場合かなりの期間、試行錯誤を要した。
その結果、落ち着いた現在のメニューは、ゆっくりとした有酸素運動が40分、ストレッチが20分、筋トレが20分である。これを1週間に4日以上、時間帯は人間の体温が一番高くなる午後4時前後に当てている。
あまり長生きしても世の中のお役にたてそうにないが、病気になって医療費が増えるよりはマシだろうと思って現在も継続している。