「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

魔笛談義その2~視聴用の装置~

2006年10月22日 | オーディオ談義

音楽を鑑賞するときに、同一のCD盤でも視聴する機器や部屋によってまるっきり違う音楽に聴こえることがあるのは、音楽愛好家なら誰でも経験するところ。

この理由は、CD(レコード)盤と視聴機器の関係を楽譜とピアノに置き換えると比較的分かりやすい。

ピアノもアップライトのものからグランドピアノまでいろいろあるし、スタンウェイとベーゼンドルファーだって音色に違いがある。部屋の音響効果も無視できない。

したがって、ある人がいい録音といっているCDが自分の家ではさっぱりといった事例が頻繁に起こる。専門誌でのCD評も視聴機器を抜きにして一人歩きする傾向があるのでそのまま鵜呑みにすることは危険だ。

家庭で音楽を本格的に楽しもうと思えば、出費を含めて大変な労苦を伴うが、本当に音楽を愛するのであれば、オーディオに無関心というのは有り得ない話だと思っている。

「音楽をいい音で聴くと、より深い感動が味わえる」その一念で約40年近くオーディオにも随分熱心に取り組んできた。実に紆余曲折があって回り道をしてきたが、決して無駄な授業料ではなくて、その経験が何らかの形で現在の装置に生きていると自分を慰めている。

ただし、その割にはまだまだの音で、今のところ年令相応に8割方満足の一段落で推移しており、決して完全無欠な音とは思っていない。まだまだ改良の余地がある。それに音質を聴き分ける自分の耳もあまりいいほうではない。

留意していることはあまりに多すぎて、きりがないが、特に「音が減衰していくときの余韻と静けさ」を大切にしている。

現用装置で留意していることは次のとおり。

JBL(ジャズ向き)とタンノイ(クラシック向き)を併用(タンノイの箱にJBLのユニットを取り付け)して、クラシックもジャズも両方良く鳴るようにしたい。

3極管シングルアンプ3台によるマルチアンプ方式による3ウェイ

音の入り口を重視

≪システムの内容≫                    

CDトランスポート→ワディア270

DAコンバーターとはST端子でクロック・リンク。接続のほうはPADのドミナス・バランスコードを使用
 
DAコンバーター →ワディア27ixVer3.0

アッテネーター(FRのAS-1、2台)と接続 

パワーアンプ→真空管アンプ3台によるマルチアンプ方式
低域用VV52Bシングル、中域用PX25シングル、高域用WE300Bシングル、予備:2A3シングル 

スピーカー →3ウェイ方式
低域JBLー130A(箱はタンノイウェストミンスター)
中域JBLー375(ウッドホーンはサノ)
高域JBLー075(ステンレス製特注ホーン付き)

クロス・オーバー

低域の上限は330ヘルツ(6db/oct)
中域の下限は500ヘルツ(6db/oct)、上限は7000ヘルツ(6db/oct)
高域の下限は7000ヘルツ(6db/oct)            

DVD再生装置  →DV-HRD300(プレーヤー)

DAコンバーターとはサエクの光ケーブルで接続

画      面 →LC45GD1(45インチ液晶テレビ)

視  聴  室  →5m×6m

  
                    
                                

                    

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