指揮者「ウォルフガング・サバリッシュ」(1923~2013)についてどのくらいの方々がご記憶だろうか?
彼はN響の桂冠名誉指揮者だったので、全国放映の機会も多くもしかして演奏風景をご覧になった方があるかもしれない。
いかにも大学教授然とした風貌の持ち主で享年89歳だったので行年に不足はないがとても好きな指揮者の一人だった。
周知のとおり、本家、ヨーロッパのクラシック界ではオペラが重要な演目になっており、「オペラを振らせると指揮者の実力が分かる」とまで言われているが、彼が指揮したオペラ「魔笛」は大のお気に入り~。
極めてオーソドックスな解釈のもと、どこといって破綻のない、まことに中庸を得た演奏だったので安心して「魔笛」の世界に浸れたものだった。
改めて手持ちを確認してみるとサバリッシュ指揮のものはCD盤(2枚組)とDVD、それぞれ一組あった。
「魔笛」の主役級の歌手は5人いるが、全て粒よりのメンバーが揃うことは不可能に近く、どういう盤にも何らかの配役に憾みを残す。
このサバリッシュのCD盤では、高僧役に「クルト・モル」、王子役に、「ペーター・シュライアー」、道化役に「ウォルター・ベリー」と、男性陣に最高のメンバーを得ているものの、女性役二人がちょっと物足りない。
その一方、DVD盤では女性陣として夜の女王に「エディタ・グルヴェローヴァ」、王女役に「ルチア・ポップ」と、この上ない豪華な顔ぶれだが、今度は男性陣2名が物足りないといった具合。
巷間、「魔笛に決定盤なし」と言われている所以がこれらサバリッシュ盤にも如実に伺われるところ。
ところで、サバリッシュのフルネームは「ウォルフガング・サバリッシュ」である。ピンと来る方がきっといるに違いない。
そう、あのモーツァルトのフルネームが「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト」である。ちなみにかってのウィーンフィルの首席フルートは「ウォルフガング・シュルツ」(故人)だった。
いったい「ウォルフガング」とはどういう語源を持つんだろうか?こういうときにはググってみるに限る。
すると、「Wolfgangは主にドイツ語圏などで見かけることができる人名で「Wolf Gang」(”狼の牙”)という意味を持つ」と、あった。
英語でも狼のことをウルフと呼んでいるので、おそらく狩猟民族に由来する名前なんだろう。
モーツァルトの「天馬空を駆ける」音楽と「狼の牙」のイメージがどうも結びつかないけどねえ(笑)。
なお、「アマデウス」とは「神に愛されし者」という意味だが、この「アマデウス」という言葉には思い出があって、ここでちょっと過去を振り返らせてもらおう。
大なり小なり「人生は山あり谷あり」なので、誰にでもスランプや不遇の時代があると思うが、そういうときには自分の場合、転職を考えるのが常だった。
まあ、一種の逃げみたいなものですね~(笑)。
当時を振り返ると、往年のベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子さん著)なんて、高邁で強い精神にはなれなかったことを今でも恥ずかしく憶い出す。
そして、逃げ道候補の一番手はクラシック専門の「音楽喫茶」を開くことだった。
当時は、「ブランド信仰」丸出しのタンノイ・ファンだったのでオートグラフをドカンと店内に据えて真空管アンプで鳴らそうなんて夢みたいなことを考えていたが、その時の音楽喫茶の名前を一貫して心に刻み込んでいたのが「アマデウス」だったというわけ。
奇しくも、2セット目の「AXIOM80」を譲ってくれた千葉のSさんも音楽喫茶を開くのが夢で、その時には店名を「アマデウス」にしようと決意されていたそうで、「音楽好きは似たようなことを考えますね~」と二人で苦笑(ネット間で)したものだった。
さて、この音楽喫茶の顛末だが「こんな田舎でどれだけクラシック・ファンがいると思っているんですか。食べていけるわけがないでしょう!」との家人の凄い剣幕に気圧されて、結局諦めざるを得なかった。常識的に考えても、おそらく誰もがそう言うに違いない。
こうして、今となっては引退後に何不自由なく音楽・オーディオ三昧の日々が送られているのだから、当時の選択はおそらく正しかったのだろうがやはり一抹の寂しさは拭えない。
残り時間が音を立てて崩れていく状況のもと、人生は一度きりというのがつらいなあと、秋が深まる中でとみに思う今日この頃~(笑)。
ご存じのように「適材適所」とは、その人の能力や才能、資質などを考慮して、適した部署や任務に配することにある。
官庁や企業で「人事異動」が行われるたびに、「適材適所です」と「決まり文句」のように当局から発表されていますよね。
我が家のオーディオも、恒常的な読者ならご存じのようにかなりのスピーカーや真空管アンプに恵まれているので常に「適材適所」を心掛けているが、現在いちばん取り扱いに困っているのが、JBLの「075」ツィーターである。
ちなみに、オリジナルがこれ。
この大型ホーン付きツィーターとお付き合いを始めてからもう軽く20年以上にはなるだろうか。
当時、交流があったオーディオ仲間から強力に薦められたのが一因。
「能率は110dbと極めて高いし、小出力の質のいい真空管アンプが使えますからとても重宝しますよ。オリジナルのホーンは刺激的でやや粗い音を出しますが、この超重量級のステンレス削り出しホーンをまとってやると、とても澄んだ音が出てヴァイオリンなどの弦楽器も巧くこなしてくれます。一生ものですよ、これに優るツィーターはないと思います」
当時、このホーンだけで「AXIOM80」(オリジナル)と同じくらいの値段がしたが、まだ元気な現役時代ということもあって「清水の舞台」から飛び降りる思いで飛びついた(笑)。
ところが・・、今や、片方はエース・スピーカーとして君臨し、片方は決定的な出番がなかなか来なくて「髀肉之嘆」(ひにくのたん)をかこっているのが現状。
というのも、日頃からクラシックを主体に聴いており、それだと「ハーモニー」が一番重要になるし、するとどうしても「フルレンジ」を重用することになるというわけ。シンバルの響きは「ピカ一」なんだけどねえ・・、近年ジャズにもすっかり縁遠くなったし~。
というわけで、常に喉に引っ掛かった小骨のような思いを抱いていたが、ようやくこのたび愁眉が開ける展開となりホット一息ついている。
そのきっかけは遠路はるばる来てくれた友人たちのために「AXIOM80」を一緒に聴いたことだった。
やっぱり、これは我が家で羅針盤になるスピーカーで、この音を基準に他のスピーカーを活用していけば間違いないという思いを強くした。
そこで、目を付けたのが「スーパー10」である。箱に容れて鳴らしていたが、どう もがいて みても所詮「AXIOM80」には敵いっこないので、再び「植木鉢」に取り付けて、次のように鳴らしてみた。
植木鉢は後面開放なので、音がいっさい籠らず解放感に優れている。重低音はウェストミンスターで100ヘルツ以下を補強する。そして高音域は「075」で「1万ヘルツ以上」を心持ち補強してやる。
つまり「フルレンジ」を基本に、重低音と超高音を補強するという図式になる。
一聴してみて、これは驚いた!
100kgを軽く超える箱(バックロードホーン)から出てくる重低音はやはり次元が違う。それにチャンデバではなくてムンドルフ(ドイツ)のコイルで押し込んでいるので効果てきめん~。
そして、075ツィーター・・、在るのと無いのとでは大違いで音響空間が果てしなく広がっていく印象を受ける。もちろんハーモニーもいっさい違和感がない。
これこれ・・、やっと「075」の居場所が見つかったなあ~、感慨もひとしおだね(笑)。
ブログ主はすぐに調子に乗るという悪癖の持ち主である。
「柳の下の二匹目のどじょう」を狙ってグッドマンの「TRIAXIOM 」も同様に試してみた。
これもGOODでした! フルレンジのユニットに対してこういう使い方をするともう無限大ですね~。
そして、「3匹目のどじょう」がこれ。
コーラルのドライバー + マルチ・セルラー・ウッドホーンを持ってきた。このドライバーは500ヘルツまで使えるところが助かる。
箱に取り付けているユニット「D123」は使用せず、ウェストミンスターを今度は200ヘルツでハイカット。
これは思わぬ収穫でした。「AXIOM80」では出せないスケール感です~、一気に形勢逆転!
オーディオは状況次第で二転三転するところが非常に面白いですね~、やはり「絶対」という思い込みは禁物のようです。
「先入観は罪、固定観念は悪」とは、このことでしょうか(笑)。
いつぞやの「読売新聞」に掲載されていた記事がこれ。
ストラディバリウスといえば周知のとおり数あるヴァイオリンの中でも王様的な存在だが、この種のネタは旧くて新しいテーマとしてこれまでも度々提起されている。
その理由は「数億円もするヴァイオリンが、はたしてそれに見合う音を出しているのか?」の一点に尽きる。
煎じ詰めると「藝術的な価値をコストで割り切れるのか」というわけで、結論の出しようがない不毛の議論が性懲りも無く何度も何度も繰り返されている~(笑)。
この新聞記事では演奏者の正体が明かされていないところがポイントで、たとえば一流の演奏家が弾くのと二流の演奏家が弾くのとではいかなる名器であっても違った響きを出すのが当たり前だから随分と無茶な話のように思える。
ちなみに、ずっと以前に「名器ストラディバリウスの真価とは」と題して投稿したことがある。
「よく分かる音響の基本と仕組み」(2007年、岩宮真一郎著)
音の正体、聴覚の仕組み、など興味深い項目について分りやすく解説されていた。それに頁のところどころにはさんである”コラム”も面白い。193頁に以下のコラムがあった。
ヴァイオリンの世界では「ストラディバリウス」や「ガルネリ」といったいわゆる「名器」がとてつもない値段で取引されている。中には10億円以上のものがある。こういった神格化された名器の音は、はたしてその値段にふさわしいものだろうか。
きちんとした聴き比べ実験が試みられている。ストラディバリウス(数億円)、プレッセンダ(数千万円)、中級品(50万円)、低級品(5万円)の4種類のグレードのヴァイオリンが使われた。
一流の演奏家による演奏を録音し、被験者に何度も聴かしてそれぞれの音の特徴を覚えさせる。そして、音だけ聴かせてどの楽器かを回答させた。その結果、ストラディバリウスの正答率は53%だった。あまり高い正答率とはいえないが、全然分らないというものでもない。少なくとも「中級品」「低級品」と間違えることは少なかった。
「音の伸びがいい」「音の厚みがある」ことがストラディバリウスと判断する手がかりだったという。
ところがである。同じ被験者で生演奏で同じ実験をしたところ、正答率は22%に下がってしまった。これはほぼ偶然にあたる確率である。演奏者の素晴らしい演奏に聴き入ってしまい聴き比べがおろそかになってしまったのだろうか?名器の秘密に迫るのは難しそうだ。
この話、オーディオ的にみて実に興味深いものを含んでいるように思う。
電気回路を通した音では聴き分けられたものが、生の音では聴き分けられなかったいうのがポイント。
このことは目の前でじかに聴く音の瑞々しさ、生々しさは楽器のグレードの差でさえも簡単にカバーしてしまうことを示唆している。
したがって、オーディオにはあまり熱を入れず生の演奏会を重視する人たちがいるというのも一理あるのかもしれない。
ちなみにブログ主はオーディオシステムから「生の音」を出そうとはゆめゆめ思ってません。どうあがいても無理です!(笑)。それよりも「システムの存在を忘れて音楽に純粋に浸れる音」を目指しています。
それはさておき、ストラディバリウスの真価は果たしてこの程度のものだろうか。
日本の女流ヴァイオリニスト千住真理子さんがストラディバリウスの中でも名品とされる「デュランティ」を手に入れられた経緯は、テレビの特集番組や著書「千住家にストラディバリが来た日」に詳しい。
テレビの映像で、彼女が「デュランティ」を手にしたときの上気してほんのりと頬に紅がさした顔がいまだに目に焼き付いて離れない。
千住さんによると、凡庸のヴァイオリンとはまったく響きが違い、いつまでも弾いていたいという気持ちにさせるそうである。
やはり、プロの演奏家にしか真価が分らないのが名器の秘密なのだろうか、なんて思っていたところ・・、逆に「ストラディヴァリは神話に過ぎない」とバッサリ一刀両断している本に出会った。
「贋作・盗作 音楽夜話」
著者の「玉木宏樹」氏は東京芸大の器楽科(ヴァイオリン)を卒業されて現在は音楽関係の仕事をされている方。
本書は表題からもお分かりのとおり、音楽の裏話を面白おかしく綴った本だが、その57頁から75頁まで「ヴァイオリンの贋作1~3」の中でこう述べてある。
「ではストラディヴァリは本当に名器なのでしょうか?私の結論から申し上げましょう。それは神話でしかありません。値段が高いからいい音がするわけではなく、300年も経った楽器はそろそろ寿命が近づいています」
「ヴァイオリンの高値構造というのは一部の海外悪徳業者と輸入代理店によってデッチ上げられたものですが、ヴァイオリニストというものは悲しいことに最初から自分独自の判断力を持つことを放棄させられています」
「ヴァイオリニストにとっての名器とはいちばん自分の身体にフィットして楽に音の出るものと決まっているはずなのに、その前にまずお金で判断してしまうのです」といった調子。
芸術家としての千住さんの話もご尤もだと思うし、玉木氏のドライな説もなかなか説得力があり、どちらに妥当性があるのか結論を出すのがなかなか難しいが、この問題は冒頭に述べたように「芸術的価値をコストで割り切れるのか」に帰するようで、つまるところ当のご本人の価値観に任せればそれで良し!
☆ 「骨まで愛して」
前々回のブログ「I’ll be seeing you」(ウマさん便り)は、英訳・和訳のクリエイティブな妙味をご教示いただきました。
たとえば、「ビリー・ホリデーが歌った「I’ll be seeing you」→「あなたを思い浮かべるでしょう…」これや! いやあ嬉しかったね。「seeing」って「見る」にこだわってたらあかんわけや。…心の中で seeing…→「思い浮かべる…」なるほどなあ。」
続いて、「スタンダード曲「I’ve got you under my skin」を「あなたはしっかり私のもの」と訳した方がいた。偉い!」
これに対して、メル友さんからさっそく反応がありました。
「 I`ve got you under my skin の訳ですが、こういうのはいかがですか? 「骨まで愛して」
もちろん、私のオリジナルではありません。
20代の頃に聴いたDJ「芥川隆行」さんの解釈です。ヒットソングの題名ですから、DJさんのオリジナルとは言えませんが、当時、うまいなあと感心したものです。」
言わずもがなですが、「skin」は「皮膚、肌」の意味ですから、これは実に巧い!
「骨まで愛して」という曲を歌ったのはたしか「城 卓矢」(じょう たくや)でしたね。「昭和歌謡」としてずいぶん流行りました~。
「唄は世につれ、世は唄につれ」というけれど、世が唄に 追随したことはない。歌謡曲は常に世相の裏で大衆が感じた ことを取り上げ、ヒットしてきたので、当時の世相が「人情が希薄になりがちなデジタル時代」を予感していたのかもしれませんね。
ああ、誰でもいいから「骨の髄まで愛して」くれないかなあ~(笑)。
☆ 台湾つまようじ
高校時代の同窓生が来てくれたことはすでに述べた通りだが、やはり「異文化」と接触すると新たな知見が増えることは間違いない。
「道の駅」のレストランで昼食を取り、つまようじで歯の隙間をほじくっていたら、1人が「自分はこれだ!」と、携帯用の小さなケースから取り出したのが独特のつまようじ。
何しろ、歯医者に行っても「歯垢(しこう)がありませんね」といつも感心されるという。
「へえ~、それ何というつまようじ?」「ああ、台湾つまようじといってるよ」
さっそく、翌日になってググり常用している「〇〇カメラ」(送料無料)に注文したところ、すぐに送ってきた。
自宅にいるときは「歯ブラシ」がいちばんだけど、外出した時には重宝しそうです。
4日前に遠方からやってきた友人たちから、当然のごとく次のような質問があった。
「もう趣味の域を超えていると思うんだけど、どうしてそんなにオーデイオに熱心なのかな?」
「オーディオに夢中というよりも音楽が好きなんだよね。好きな音楽をできるだけ好みの音で聴きたいというそれだけだよ。音楽は聴く音によって印象がガラッと様変わりするからね~。したがって「音キチ」と思われるのがいちばん嫌なんだよね。」
閑話休題
「禁断の木の実」という言葉がある。その意味は「禁じられているけれど、きわめて魅力的な快楽や行動のたとえ。」だという。
我が家のオーディオにも似たような例がありまっせ~(笑)。
たとえば・・、
お金も力もない「か弱い老人」の心をいたずらに「かき乱す」ので、日頃あえて遠ざけている「AXIOM80」スピーカー。
というのも、あまりにも魅力的な音を耳にすると、つい我を忘れてしまい「こんな素敵な境地にしてくれるのなら、いくらお金を突っ込んでもいいぞ~」と、いきなり暴走して「DAC」などに途方もないお金を突っ込みそうなのが怖い~(笑)。
しかし、今回ばかりはそうもいかなかった・・、横浜から遠路はるばる見えてくれた友達に、ついほだされて出番がやってきたのが運の尽き~。
友人達が辞去した後も、ついずるずると爛れた関係を続けてしまうのは、いつもの「だらしない癖」だね~(笑)。
聴いているうちに、だんだんと浮気心が出てくるのも相変わらずでアンプを変えてみようかな。
乾坤一擲の思いで「PP5/400」シングルアンプから、我が家のエース「6A3シングル」へ交換。
やっぱり違うなあ~、何だかスキがなくて細部までおろそかにしない緻密さを感じる。「モノ×2台」の物量的な影響もあるかもしれない。
やはり「AXIOM80」にはこのアンプが一番だよなあ~。
しかし、そのうちこのアンプを改造した北国の真空管博士(以下、「博士」)が言ってたことを思い出した。
「このアンプは6A3の代わりにウェスタン製のWE300Bも挿せるんですか?」
「はい、規格上挿せないことはないです。6A3が一段落したら挿してみてください」
実は「禁断の木の実」とはこの「WE300B」のことである。
というのも、博士によると
「WE300Bは評価も高くてメチャ高価な存在になってます。それにひきかえ2A3や6A3真空管はとてもいい音がするのに評価が低くてお値段も安いです。ぜひとも6A3でもWE300Bに負けず劣らずの音がするのを実証したいというのが今回の貴方のアンプを改造した理由です。」
稀代の名管とされる「WE300B」出力管・・。我が家では辛うじて「1988年製」がぺアで残っているが、新品の場合、オークション相場で25万円ぐらいはするかな~。
ちなみに、2年ほど前にオークションに出品されていた「WE300A」は「160万円」で落札されてました。
独特の妖しく煌めくブルーの光沢は管内部の真空度の高さを現わしているそうで、今では使用禁止となっている「放射能製物質」が使われているせいもあるという、まことしやかな噂がある。
で、博士の意地も十分わかるんだけど・・、その意地よりも実力の方を尊重するのが我が家のしきたりなんだよねえ~(笑)。
そして肝心の音は・・、ウ~ン、参った!
パワー感、躍動感、ぐぐっと押し寄せてくる音の浸透力が明らかに違う~。
これからは「WE300B」でいくことにしよう・・、博士、ゴメン!(笑)。
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