with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

武道館の ZZ Top は良かったね

2008年12月08日 | 08. わたしの好きな音楽

私家版CDネタその3。

 

自宅マスタリングCDネタ、最後は「ZZ Top」。

言わずと知れたテキサス出身の最強ブギーバンド、

キャリアは長いが、来日は比較的遅く1987年だった。

「イリミネーター」発表後MTVでブレイクし世界的人気に火がつく、続くアルバム

「アフターバーナー」もヒット。これはその「アフターバーナー・ツアー」における最後の

コンサート地“日本”での公演の模様である。

 

 

 <曲目リスト> 1987年2月17日 東京・武道館にて

 1. Got Me Under Pressure

 2. Sleeping Bag

 3. Waiting for The Bus

 4. Jesus Left Chicago

 5. Gimme All Your Lovin'

 6. Ten Foot Pole

 7. Heard It On The X

 8. Rough Boy

 9. Legs

 10. Sharp Dressed Man

 11. Can't Stop Rocking

 12. Velcro Fly

 13. Tube Snake Boogie

 14. La Grange

 15. Tush

ただしこれは完全版ではない。音源が友人のレコーディング・ウォークマンのため使い物にならないトラックが2つぐらいあったと思います(残念)。

高音が弱いフランジャーかけたようになったものとか、本人が興奮してマイク部分を服で被してしまって聴き取りにくくなったりと勿体ないことをしてしまっていたのです(笑)。

したがってマスタリングも一筋縄ではいきませんでした。低・中・高音すべてにわたって補正のテストを繰り返し、なんとか満足できるポイントを探り当てるのになんと苦労したことか・・・。

 

 

ただし演奏の方は保証付きです。

最近初の公式DVD「Live in Texas」が出ましたが、円熟の極みというかいつまでも味のある楽しいライブを提供してくれていますが、寄る年波には勝てないのかテンポは落とし気味だしギボンズのギターはちょっともたつくところも・・・。

こちらはなんといっても1987年、脂ののりきっている時期と言っても良いとき。

ガッツのある、そして生きの良いテンポでグイグイ迫ってきます。

ステージは前評判では豪華・華やかで、サイドに金髪美女を侍らせてラスベガスを彷彿とさせるものと騒がれていたのですが、いざ幕が上がると比較的シンプル(笑)でした。

どでかい車のダッシュボードをデザインしたものがでで~んと置かれ、ZZらしいと言えば言えなくもないものでしたねえ。

それにかけられたシートがダスティのベース音とともにスーッとはがされるとオープニングとなる。

1曲目「Got Me Under Pressure」が始まるやいなやもうZZ World一色!

おきまりの不思議なギターに持ち替えたり、ギターをくるっと回してみたり等々ダスティとビリー二人でそろってやるからまた面白いのだ。

二人のピッタリの振り付けもまた見どころ、クールなんだなこれが。

終盤のメドレー「La Grange~Tush」でこれでもかのブギーをかまし会場も最高潮!

ビリーもスライドで煽る煽る。

さあ盛り上がって最後はアンコールかと期待して拍手の嵐・・・だったのだが、

照明がついてコンサートはお開き、なんと潔いライブではないか!ビートルズのようだ。

でもこの1時間強のコンサートはアメリカ・ロック魂を見せつけられた素晴らしいものでした。

 

 ※このほかにも私の録った“Crosby, Stills & Nash”や“Poco”のそれぞれ初来日公演時のカセットが手元に存在しますが、マスタリング作業は今後の楽しみにしてあります、「違法な行為」となりそうですが、売るわけでもばらまくわけでもなく個人の楽しみとして大切にとっておきますのでご容赦、ですね。したがって頼まれてもけっしてコピーなどいたしません。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ZAPPAKUN [2008年12月24日 10:27]
たまたま検索していたら、そちらのブログに行き当たりました。貴重な来日情報ネタをありがとうございます。私も少ないながら大阪でのコンサートをカセットで保管しています。「頼まれてもけっしてコピーなどいたしません」と宣言なさっているのはわかっているのですが、例えば私のものとトレードしていただくことはできませんか?私の場合は75年のWISHBONE ASHとかワールド・ロック・フェスティバル、77年のロリーギャラガーなどなのですが。
ジェスロ・タック [2008年12月24日 23:35]
>ZAPPAKUNさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ただ誠に申し訳ありません、この音源は私だけでなく37年来の付き合いである高校のクラスメート6人の「絆の証」のようなものなのです。
私自身も自らは海賊版には手は出さない方ですので、「自身の思い出の音源」だからこその所有とご理解下さい。
したがってこの場を借りてお返事とさせていただきます。
誠に申し訳ありません。

Free 初来日公演を回想する

2008年12月08日 | 08. わたしの好きな音楽

私家版CDネタその2です。

 

前回のジェスロ・タルを聴いたら、これも聴かなきゃというのが棚に並んでいた。

1971年4月に初来日を果たし、その直後ツアーの途中で解散を発表したブリティッシュ・ブルースロックにその名を残すポール・ロジャース率いる「Free」だ。

 

この音源はまさにその初来日の1971年4月の神田共立講堂におけるライブである。

 

 

 <曲目リスト> 1971年4月30日(だと思う) 東京・神田共立講堂

 1. Fire And Water

 2. The Stealer

 3. I'm A Mover

 4. Be My Friend

 5. All Right Now

 6. Heavy Load

 7. The Highway Song

 8. My Brother Jake

 9. Soon I Will Be Gone

 10. Mr. Big

 11. Ride On Pony

 12. Crossroads

このCD作製に使った音源は高校時代のバンド仲間(ベーシスト)が共立講堂2階のほぼ中央・最前列にて録ったもので、使ったのは確かオープンリールデッキだった思います(信じられない!)

状態は良かったのですが、ベースラインを引き出すのに若干苦労しました。でもコゾフのビブラートの利いたギターやポールのボーカルなども非常にバランス良く、当時の雰囲気をしっかり詰め込んであります。

 

 

このコンサートも私の3本の指に入る素晴らしいコンサートだった。

レコード(LP)が1枚1800~2000円の時代になんと入場料700円だったのだ。

もちろんC席(笑)、小さい会場とはいえ2階の奥だが、そこは掟破りの草分けの我々は

ステージ真ん前の通路に陣取ってスタート待ち(高校生5人がである)!

セキュリティ・ガードマンがいないのだ、実に良い時代であった。

MC(確かラジオのパーソナリティ・糸居五郎だと思う)の紹介とともにいきなりの「Fire And Water」である。

3曲目の「I'm A Mover」までですでにボルテージ上がりっぱなしのピークへ。

ポール・サイモンのシンプルなのに重さのある力強いドラム、

アンディ・フレイザーのビックリするぐらいファンキーな歯切れの良いベース、

ポール・ロジャースのブリティッシュ・ロックを代表するような味のある、そして演歌に近いようなこぶしの利いたボーカル、素晴らしかった。

そして何より素晴らしかった、いや凄かったのがポール・コゾフのギターだ!

ワイト島の映像を見た人は多いと思うが、あんなもんじゃありません。

この日は絶好調に近かったのではないでしょうか、レスポールサウンドがまさに大きく開けた彼の口から出ているかのごとく迫力とパワーを伴ってセクシーに爆発してました。

エリック・クラプトンの折り紙付きと言われるアームを使っているかのようなチョーキング&ビブラートも素晴らしかった。

(もちろん彼のレスポールにはアームは付いてません!)

これをわずか2~3メートル先で演奏しているのを目の当たりにしたのですから、なんとも幸運としかいいようがありませんよね。

最後のアンコール「Crossroads」では全員が燃焼しきったといった感じで会場のボルテージも最高潮。

エンディングではポール・ロジャースがマイクスタンドを倒して失神寸前でした!

その倒れてきたマイクスタンドを支えたのがなんとこの私です(笑)、すごい体験でしたねえ。

CD最後のところに糸居五郎さんの声で「いまバックステージでポール・ロジャースがぶっ倒れました」と入っているのには思わず笑わしてもらいました。

面白いエピソードとしてはライブ中盤、最前列で写真を撮っていた音楽雑誌のカメラマンが「私はもう帰るので、良かったらこの席使って」と私たちに座らせてくれました。

こんなに良いコンサート中座するカメラマンなんているか!!!!!!(笑)

 

そんなですから、このあとのオーストラリア公演あたりでバンド内不仲説で空中分解するなんて予想だにできなかったですね。

それぐらい熱い、すごい、素晴らしい演奏でした。

そしてこれがそんな熱い演奏が詰まったCDなのです。


ジェスロ・タル日本公演の思い出

2008年12月07日 | 08. わたしの好きな音楽

久しぶりに1972年と1974年の “JETHRO TULL”を聴いた

 

最近「車通勤」から「電車通勤」となった。

iPod Video はなかなか観られないが、音楽の方は出ずっぱりとなっている。

30GBのiPodもほぼ容量が一杯となってしまったので、たまに入替をしているくらい。

 

そんな中、大好きなジェスロ・タルを入れていたらふと懐かしい私家版CDが・・・。

 

 

海賊盤と言ってしまえばそれまでなのだが、音源(ソース)も自分たちのものなのだ。

1970年代初期、ガードの甘いコンサート会場で同級生が鞄にソニーの小さくもないステレオカセットレコーダーを持ち込んで、これも小さくないワンポイントステレオマイクをステージに向けて録音したものなのです。

カセットからのマスタリングなのでコンプレッサー&イコライジングが必須で、テープヒスを軽減したり若干bassをブーストしたりと修正しながらCD-Rに焼いたものです。

どちらの出来もけっこう満足しており、ジェスロ・タル25周年記念BOXのCD4に入っている“Passion Play Extract”以上の出来と思っております(コアなファンには分かると思います)。

 

上のものは1972年の新宿厚生年金会館公演のもの(2枚セット)で、東京・大阪それぞれ1回限りのライブだった非常に貴重なものなのです!

内容も濃くて、1時間20分にわたる“Thick As A Brick”とのこり1時間強を5曲の、なんと1公演たった6曲のコンサートだったのです。

 <曲リスト> 1972年7月19日 東京・新宿厚生年金会館にて

 1. Thick As A Brick

 (小休止)

 2. Cross-Eyed Mary

 3. A New Day Yesterday

 4. Aqualung

 5. Wind up

 6. Locomotive Breath

 7. Wind up (reprised)

白眉はなんといっても「Thick As A Brick」でしょう。アルバム発表直後のTourだったのでこの貴重な演奏を目の当たりに出来ました。寸劇まじりの大変凝ったステージングでしたね。

しかしなんといっても完璧な演奏には度肝を抜かれました、それと感激したのが写真でしか見たことの無かったイアン・アンダーソンのフルートにおける一本足打法ならぬフラミンゴ奏法(笑)。

そして感心した(笑った)のが寸劇などの言葉のやりとりをステージ下手に訳したものを用意してくれていたこととそれをめくるのが黒子のようないでたちのスタッフだったこと(これほんと)。

とにかくオープニングからエンディングまで「これがエンタテイメントだぞ!」と言わんばかりのライブで最高に楽しめるものでした。

私が体験したアーティストのライブのうちで3本の指に入るライブでしたねえ。

 

それともう一組が1974年のNHKホールで行われた公演時のもの。

 

 

このCDのジャケットは我ながら非常に気に入っております。

録音していた同級生がチケットを持っていたのでスキャンさせてもらい先の25周年BOXのブックレットのデザインを背景に持ってきたもので、ついでにCD-R面にもプリントしてみました。

けっこうイケてませんか?

 <曲リスト> 1974年8月28日 東京・NHKホールにて

 1. A Passion Play (part 1)

 2. Thick As A Brick (抜粋)

 3. Queen And Country

 4. A Passion Play (part 2)

 5. Jeffrey and Brian

 6. Skating Away on the Thin Ice of The New Day

 7. My God

 8. Cross-Eyed Mary

 9. A Passion Play (part 3)

 10. Aqualung

 11. Back-door Angel

 12. Locomotive Breath

 13. Wind up

こちらも音のバランスはすこぶる良くて、というのもチケット見ていただくと分かりますが、

ステージ左側、前から2列目でPAの前(ジェフリー・ハモンドが目の前)でした。でもNHKホールはステージが少し高めなので音圧もちょうど良く素晴らしいバランスで録れておりました。

ただこの公演では“A Passion Play”~“War Child”発表後だったのでつい前回のように「」パッション・プレイ」丸ごと1曲を期待していたのですが、曲リストのように3パートに分けて間に新作の「War Child」からの曲を織り込んでおりました。残念ながらあまりトータルな感じは受けなかったのです。

しかし演奏自体は相変わらずの高次元の出来で、この前後に公式発表されたライブ2枚組みを聴いているより良いかもしれません・・・。

それとどちらのステージでもそうでしたが、必ず出てくるイアン・アンダーソンの下ネタには笑わせていただきましたねえ。

 

いまとなっては大変貴重な我が家の家宝ともいえる二組のCDなのでした・・・。


おまたせDEEP PURPLE

2008年07月21日 | 08. わたしの好きな音楽

出張中ロングドライブで「PURPLE三昧」のススメ

いよいよパープルですね。

代表曲ばかりになってしまいましたが、自分でもこれと同じベストCDを作って車(チェンジャー)に入れています。

 

 

  1. Speed King [My Remaster]

  2. Child in Time [My Remaster]

  3. Black Night [Unedited Roger Glover Remix]

  4. Fireball

  5. Strange Kind Of Woman (A-Side Remix '96)

  6. Highway Star [1997 Remix]

  7. Smoke on the Water [1997 Remix]

  8. Burn [2004 Remix]

  9. Mistreated [2004 Remix]

 10. Stormbringer

 11. Comin' Home

 12. Lady Luck

 13. Gettin' Tighter

 

「Speed King」 「Child in Time」の2曲は自分用にリマスターしたもの(上写真)から。

というのもリマスター盤はちゃんと出ているが、英国仕様盤で1曲目「Speed King」のイントロに長々と前奏がつづいており当時の米国・日本盤と違うのである。

やはり[Speed King]の出だしは印象的なスネア一発から始まらなければならないのです(笑)。

という訳で手持ちの初期日本盤CDをPCを使って好みのサウンドに編集して焼き直して聴いているわけです。

アルバム発表当時の衝撃はそれは大きかったです。初期の「Hush」や「Kentucky Woman」のような軽めのボーカルが、気持ち良くシャウトするイアン・ギランに変わりバンドサウンドもしっかりハードロックしはじめたのがこのアルバム。高校時代新宿のロック喫茶によく通ってこのアルバムをリクエストしたものです。そのときの印象が決定的でした、スネア一発で始まるパターンですね。

後の曲目は説明不要の超有名曲ばかりですね。

ただオリジナルを長く聴いてきた自分には新鮮に聞こえた最近のりミックバージョンを選んでおります。特にアルバム"Machine Head" からの2曲。ソロの違いやスタジオの雰囲気などが入っていたりとありますが、なるほど名盤と納得させられるリミックスでした。

ギターがトミー・ボーリンに変わった11.~13.はアルバム冒頭の3曲そのままですが、めんどくさかったのではなくこの3曲目までの流れが大好きなので入れました。

まだまだ初期の3枚を含めいい曲はいっぱいありますが、ドライブのお供ではこの辺のベストがちょうど良いのではないでしょうか。

くれぐれも運転に気をつけてお楽しみ下さい。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

O'JIN [2008年7月21日 17:49]
お久しぶりです。
イヤ~、・・・暫くぶりに更新されてから以後は実に内容が濃いですネ!
このライナーノーツ以上の記事は、自分もですが特に音楽好きの若い人達にはタメになりますネ!

ところで、気になる木の名(種類)は分かるんですか?・・・気になります。



ジェスロ・タック [2008年7月21日 23:53]
>O'JINさん
こんばんは、お久しぶりでございます。
お恥ずかしい次第です。最近若い方に私たちが熱を上げて聴いていたロックのことを聞かれたものでいくつかおすすめを作っていたところなのです。あの70年代の熱かった時代だからこそ語れることがあるようで若い方も非常に興味深く受け入れてくれます。伝えたいですね(笑)。
また例の大樹の種類なのですが、まだ不明です。すいません、あたってみます

Clapton(Cream) と M.Bloomfield はいかが

2008年07月13日 | 08. わたしの好きな音楽

「どの時代のクラプトンが好き」と尋ねてきた君に、こんなギタリストはどう?

 

その名はマイク・ブルームフィールド。

そしておすすめのアルバムはこれ・・・。

 

 

アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、ステファン・スティルスらによる「SUPER SESSION」。

1968年の作品である。

LPのA面にあたる 1.~5. でマイク・ブルームフィールドがギターを弾き、翌日のセッションに参加できなかった穴を埋めたのが(B面の) 6.~8. でギターを弾いているスティファン・スティルスである。

1曲目の「Albert's Shuffle」は70年代ギター・キッズのバイブルと言っていい曲。

リバーブを聴かせたレスポールのサウンドはこれぞブルームフィールド!流れるようなフレーズであっという間の6分51秒です。

そしてこのアルバムの代表曲となったもう一つが7曲目の「Season of The Witch」。ステファンらしいワウワウを使ったギターが印象的な曲。アルのボーカルとハモンドもいい味を出しています。

A面・B面とも一夜限りのセッションから生まれた素晴らしい曲で構成されています。

特に聴いて欲しいのはブルームフィールドのギター。一晩限りとはいえ、生涯で一番のギターワークを聴かせてくれているのではないでしょうか、・・・素敵なアルバムです。

 

「STEPHEN STILLS」Stephen Stills, 1970

 

次の1曲はこのステファンのファースト・ソロアルバムの中から、「Go Back Home」。

Eric Clapton がソロを弾いています。このアルバムにはもう一人Jimi Hendrixがゲストで1曲弾いていますが(「Old Times Good Times」)これもなかなかいい曲で、ジミヘンがソロで小暴れしてます(笑)。でも私的にはやはり軍配はクラプトンの方。

上のアル・クーパーでの「Season of The Witch」の時のギターに近いサウンド・テンポの曲。

ステファンらしい雰囲気で曲が進んでいきますが、ラストクラプトンがソロを弾き出してからはもうクラプトンの世界。この時期のクラプトンのソロでは白眉ではないでしょうか。自分のアルバムでもここまで湧き出るようなフレーズで弾きまくるのは珍しいです、テンポアップする箇所なんかは鳥肌ものです。

 

「LIVE CREAM」Cream, 1970

 

次が言わずとしれたクリーム解散後に発表されたライブアルバム。

ここから2曲「N.S.U」と「Sleepy Time Time」。

このアルバムはファーストアルバムからの曲が多く、ライブ時期も確執がまだないときの一貫した雰囲気がアルバムをとおして感じられて好きなのです。

クラプトンのソロもまさにロックギターの教本のごとくよどみなく流れるように紡ぎ出されています。

 

「LIVE CREAM VOLUME II」Cream, 1972

 

そして最後がライブ第2弾から代表曲「Sunshine of Your Love」。

このアルバムは音源としては貴重なのだが、いまひとつ統一感には欠けるように思います。

でもLP時代のB面2曲は良く聴いたものです。エネルギッシュな3人のぶつかり合いがエキサイティングです。

出だしジャック・ブルースがとちるのはご愛敬。考えてみるとおかしなもので、70年代バンドをはじめた少年たちがこぞってコピーするような印象的なテーマ、コーラスでのハモり、誰でもできてしまいそうなギターソロ(もちろんスタジオバージョン)。これぞ元祖「キャッチー」なのでしょうね。

 

次はディープ・パープルあたりでしょうか、・・・楽しみです。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

lefty John [2011年2月12日 19:07]
Mike Bloomfieldのブルースギター、大好きです。当時、ClaptonやJimiとはかなり違ったブルースを弾いていたと思いますが、6thとか、メジャーの音を多様し、distortionを掛けないクリーンな音が良いです。ビートルズのアビーロードの曲でDig itという曲がありますが、そのendingでJohnがMikle Bloomfield, dig itと歌っているほど人気があったのでしょう。ふむふむ。
ジェスロ・タック [2011年2月13日 18:19]
>lefty Johnさん、こんばんは♪

はじめまして、うれしい書き込みありがとうございます。
“Dig it”の件は知りませんでした、再聴してみます(笑)。
ポール・バターフィールドの「East West」あたりからガンガン弾いてた東洋風フレーズが特徴的ですよね。
ようやくCD化された「フィルモア・ウェスト」も高校時代LPをすり切れるほど聴いたアイテムだったので、うれしい限りで最近でもよく聞いてます。
やはり60'sから70's初頭という素晴らしいROCKの台頭時期の空気というのはなんともいえないです(笑)。