with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

定番とおすすめのマイルス・ベスト

2008年07月13日 | 08. わたしの好きな音楽

「ジャズは何を聴けばいいですかね」と尋ねられた君に独断と偏見で選ぶマイルス・デイビス

 

 1. 'Round Midnight

 2. Flamenco Sketches

 3. Someday My Prince Will Come

 4. Prince of Darkness

 5. Spanish Key

 6. John McLaughlin

 7. Right Off

 

 

<Album Data>

 1. from ['Round About Midnight]

   John Coltrane (ts.) Red Garland (p.) Paul Chambers (b.) Philly Joe Jones (ds.)

 2. from [Kind of Blue]

  John Coltrane (ts.) Bill Evans (p.) Paul Chambers (b.) Jimmy Cobb (ds.)

 3. from [Someday My Prince Will Come]

  Hank Mobley (ts.) John Coltrane (ts.) Wynton Kelly (p.) Paul Chambers (b.)

  Jimmy Cobb (ds.)

 4. from [Sorcerer]

  Wayne Shorter (ts.) Herbie Hancock (p.) Ron Carter (b.) Tony Williams (ds.)

 5.&6. from [Bitches Brew]

 (写真上記参照)

  Wayne Shorter (ss.) Bennie Maupin (bc.) Joe Zawinul (elp.) Chick Corea (elp.)

  Lary Young (elp.) John McLaughlin (g.) Dave Holand (b.) Hervey Brooks (b.)

  Lenny White (ds.) Jack DeJohnette (ds.) Don Alias (congas)

 7. from [A Tribute to Jack Johnson]

  John McLahghlin (g.) Herbie Hancock (Key.) Steve Grossman (ss.)

  Michael Henderson (b.) Billy Cobham (ds.)

 

曲1~4. がアコースティック時代のマイルス、5.~7.がエレクトリック時代のマイルスである。

前半は有名曲とコルトレーンのいいソロが気に入ってます。

とくに「2.」のソロ、静寂の中からおもむろにコルトレーンのサックスが青い炎のように吹き上げてくるところは何度聴いても鳥肌ものである。この曲は大好きだ。

後半は大好きな「ビッチズ・ブリュー」から2曲とロックに挑戦のアルバム「ジャック・ジョンソン」から、この3曲は個人的に大好き!

とくに最近は朝のウォーキングに「ビッチズ・ブリュー」が歩くテンポと時間管理にぴったりなのを発見(笑)。このころのマイルスはとくに好きで、次世代のヒーロー(マハビシュヌ、RTF、Weathe Reportなどのメンバー)をを擁し怒濤の勢いでアルバムをクリエイトしていた。70年代のロックの台頭という時代の波がマイルスを刺激し、また影響を与えていった良い時代だと思う。

この辺のサウンドが気に入ってくれたら、「アット・フィルモア」、「ライブ・イヴル」や「ダーク・メイガス」などのライブアルバムも聴いて欲しいと思います。とても熱いです。

 


No.2 Cream

2008年04月26日 | 08. わたしの好きな音楽

衝撃的なギター、ベース&ドラムス

 

今となってはどうやって「Creamの音楽」と出会ったかは覚えていない。

たぶん良く通っていたレコード屋のおやじさんから仕入れたんだと思います。

忘れもしない中学生の時にROCKとしては初めて買ったLP。

 

 

「サンシャイン・ラブ」や「ホワイト・ルーム」は確かお金がなく7インチEPでリアルタイムで

聴いていたのだが、やっとアルバムが買えるころはクリームは解散してしまっていたのだ。

 ※このLPが新譜で確か1,750円だった思う(40年近く前でだ!)、

 洋楽はアルバムの値段としてはそんなに値上がりしていないのですね。

 

「Wheels of Fire」のライブサイドにも極めつけの「クロスロード」他が入っているが、

こちらのライブ3曲にも当時とてもぶったまげたものだ。

ジンジャー・ベイカーの強力で煽るようなドラムをバックにクラプトンとジャック・ブルースが

喧嘩をしているように聞こえたものだ。

よく言われることだが、ジャズのフォーマットを持ち込んでロックのアドリブというコンセプトを

確立した素晴らしい演奏である。

クラプトンは生まれたての「ROCK」の中においてまさにロック・ギターの教祖の如き存在

となった感じである。このアルバムや「LIVE CREAM」「〃II」などライブでの彼のギターは

ほんと感心する。

スローでもハイテンポでもあの流れるようなフレーズ!湯水のように溢れ出てくる感じ、

鳥肌ものですよね。とくに好きなソロは「クロスロード」、レナード・スキナードもライブで

ほぼ完コピに近い演奏をしてましたが、クラプトンのソロの中ではピカイチだと思います。

・・・ああ、また聴きたくなってきた。

 


No.1 John Mayall

2008年04月23日 | 08. わたしの好きな音楽

私の「外タレ体験」第1号。

白黒テレビでビートルズの「武道館公演」を観たのが小学校5年生だったろうか。

まわりでなにをそんなに騒いでいるんだろうという興味があっただけ。

TVを観たが、記憶としては前座の「ドリフターズ」の方がはっきり覚えている(笑)。

私の洋楽へ入口はそんな感じだった。

 

 

やはり衝撃だったのはクリーム、そしてレッド・ゼッペリンではなかったか。

確か中学生ではじめて買ったLPがビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」、

そして2枚目がクリームの「Goodbye Cream」である。ここからは洋楽(ロック)に

ズッポリはまっていった。

クリームを聴いていてクラプトン、ジャック・ブルースが在籍した“Bluesbreakers”

に興味を持ち、聴き出したのがまさに John Mayall (ジョン・メイオール)だった。

ブルースを聴くのもこの「ブリティッシュ・ブルース」からだった。

 

上のアナログ盤はそんな洋楽ビギナーの中学生に、もう名前は忘れたが駒込のレコード屋の

おやじさんが選んでくれたオムニバスの一枚(もう約40年も前のものだ!)。

ピーター・グリーン時代を中心に1曲だけクラプトンのときのものが収められている。

彼の歌、ハーモニカ、ハモンドがいい味を出しています。

 

 

よく歌がいまひとつといわれるが、私はちょっと軽めの彼の歌が大好きだ。

その意味ではアル・クーパーの歌に共通するものが私にはある。

有能なプレイヤーを輩出することでも有名だった。

クラプトン、ピーター・グリーン、ミック・テイラー、ジョン・マクヴィー...etc.

上のCDは時々聴きたくなるベスト盤で「LONDON BLUES 1964-1969」。

私が一番聴いていた時代のMayallのベストである、上記のギタリストなど一番おいしい

ときの録音であり、いまの若い人にもぜひ聴いてもらいたいアルバム。

ちなみに「この一曲」はアナログ盤にも上のCDにも入っている「Broken Wings」。

彼のハモンドとバックはドラムスのみのバラードで哀愁を帯びた歌はいつ聴いてもほれぼれする。

 

 

そしてこちらのアルバムは1969年フィルモアイーストでのライブ盤。

ドラムレスの珍しい時期のもので、ちょうどこのあたりで日本に来ました。

高校一年の時、いまはなき「日劇」でのコンサートでしたが、ドラムレスで新鮮でした。

ちなみに一番安い席のチケットで入り、最前列で見ました。

というのもあのころ会場内はセキュリティが緩く、ガードマンもいなかったので親友と二人で

Johnに一番近い通路に開演前から座っていたのです。

私たち二人以外通路に座っている人はいなかったですので、そうした観方をするハシリだった

みたいです(笑)。

生のブルースハープがとてもハートに響くいいコンサートでした。

彼のブルースハープに刺激され、バンドで歌っていた私がハープを手にしたのもこのころ。

学校の休み時間に教室でカセットテープにあわせてこのアルバムの「「Room to Move」を

よく練習していたっけ。

けっこう女の子には受けていた(笑)。